
ボサノヴァ〜撃たれたピアニスト
原題:THEY SHOT THE PIANO PLAYER
2023年/スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル/英語・ポルトガル語・スペイン語/103分
監督・脚本:フェルナンド・トルエバ 監督:ハビエル・マリスカル
2025年4月11日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、恵比寿ガーデンシネマ、シネリーブル池袋、kino cinéma 新宿、kino cinéma 立川高島屋 S.C館、kino cinéma横浜みなとみらい などで公開
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キューバ革命前後のニューヨークを舞台にシンガーとピアニストの悲恋を描いた『チコとリタ』(2009年)で第84回アカデミー賞®長編アニメーション部門にノミネートされた、フェルナンド・トルエバとハビエル・マリスカルが再びコンビを組んだアニメーション映画。
1960年代、ブラジルのリオでボサノヴァの黄金時代に活躍したピアニスト、テノーリオ・ジュニオル(Tenório Jr.)の生涯を追った、セミ・ドキュメンタリーです。
この映画は、ボサノヴァが誕生し世界に広まった歴史から始まって、テノーリオ・ジュニオルにフォーカスします。
ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメント、シコ・ブアルキ、エドゥ・ロボ、トッキーニョなど大勢の音楽家が登場して、ボサノヴァやテノーリオの思い出を語ります。映像はアニメーションですが、彼らの声は全て本人のものです。
1976年、テノーリオは、ツアー先のアルゼンチン、ブエノスアイレスで、ライヴが終わった日の深夜、ホテルから買い物に出たまま行方不明となり、二度と帰ってくることはありませんでした。
その真相は、、、ということで、映画の後半では、アルゼンチン、ブラジルなど当時の南米諸国を支配していた、軍事政権の闇に迫っていきます。

Tenório Jr.「Embalo」(1964)唯一のリーダー・アルバム
