2008/4/4

アル・ゴア　アメリカ前副大統領が、総予算3億ドルをかけた環境キャンペーンをスタートしました。テレビ・コマーシャルなどを通じて主にアメリカ国民に向け、メッセージを発進していく、ということ。ノーベル平和賞や、映画「不都合な真実」の収益など私財の一部も投じるそうです。ちなみに、現地時間の2日、民主党のオバマ氏は「もし大統領に当選したら、ゴア氏の閣僚入りを検討する」と語っています。
アメリカ、ワシントン州シアトルでは、昨日、市長と市議会が、店で使用される、使い捨てのビニール袋、紙袋 1枚につき20セント（＝およそ 20円）を課す法案を提出しました。シアトルでは年間3億6千万枚ともいわれるレジ袋が消費されています。
イギリス政府は現在、「エコタウン」を作ろうと計画中。このたび、エコタウンを作る候補地、15ヵ所が発表されました。2020年をめどに、新しい街が整備されます。
先週の土曜日、シドニー、トロント、シカゴ、コペンハーゲン、シンガポール、マニラ、テルアビブなど、世界の大都市で午後8時から1時間、一斉に照明を消す「アースアワー」が開催されました。去年に続いて2回目の開催となった今年は、世界の35カ国が参加。このイベントを呼びかけたシドニーでは、オペラハウスや、ハーバーブリッジが消灯しました。