特集「垂涎! 人気企業の社食グルメ選手権」 企業の社員食堂が「安くて」「まずい」は過去の話。近ごろの社食は、バーやビリヤード台を完備したり、まぐろの解体ショーを企画したりと、驚きの進化を遂げているようです。
大正6年に創刊された歴史ある女性誌が、この号をもって廃刊。別冊付録「『主婦の友』91年に見る大正、昭和、平成「暮らしの知恵」総集編」に伝統を感じます。
こちらは次号7月号から名前を変えて新創刊する女性誌の最終号。この中で、ルー大柴さんがトゥギャザー体操を開発しています。体操できれいになって、ルー語でテンションを上げて、英語も覚えられてと一石三鳥のこの体操。スリー・デイズ坊主、いえ三日坊主にしないと。
特集「摘発! オシャレさんたちの『局地的流行服』」 40代の女性に向けたファッション誌のタイトルに「摘発」の2文字。中を開いても、「増殖中」「感染」「生中継」「ハンター」と、川口浩探検隊を彷佛とさせる文字が並んでいます。ぇっ、今は藤岡弘探検隊なんですか…。
『BRIO』6月号は特集「いいシャツと旨いリストランテがあれば人生はもっと豊かになる 大人のイタリアはもっとシンプルだ」の中で、白シャツ選びのポイントをイタリア独特のXライン、つまり身幅が狭くウエストをシェイプした形に設定。スマートな男を決めるためのテクニックを紹介しています。
一方、ジュード・ロウが表紙を飾る『UOMO』6月号では、特集「世界の“BIZ”は“カジ”に向かう!」内でネクタイをとったタイレススタイルを検証。各業界のシャツ巧者に、白シャツへのこだわりを聞いています。
面白いのは、2誌ともイタリアの男性をオシャレ上級者として据えているところ。
そう、イタリア男と言えば、ジロー・ラモさん、ジローさんと言えば、『LEON』です。
イタリアのオヤジたちを愛を込めて「イタオヤ」と呼ぶ『LEON』は先週もご紹介したとおり、6月号で「モテるオヤジはシャツが白」と題し、白シャツを総力特集。TPOに合わせたモテる白シャツの選び方から着こなし術までを紹介しています。必見は、さまざまな白シャツを着たイタオヤの街角スナップ。確かにオシャレです。
それにしても、『LEON』のパワーはすごい。機械式時計好きの男性のことを「ゼンマイオヤジ」と称し、「ゼンマイオヤジよ、42mmを越えたら袖変えろ」と命令したかと思えば、「持ってますよね。ブロードの胸ポケなしの前立てなし」とプレッシャーをかける。いやぁ、ネタの宝庫です、『LEON』。私ジョン・カビラは、いえTOKYO UNITEDは、今後もこの『LEON』の監視の目をゆるめることなく、随時、このコーナーで紹介していきたいと思います。それにしても今週の雑誌の数々、ホントに重いです。