北京五輪に出場する81人の候補選手が38人にまで絞り込まれました。巨人の2軍で調整中の上原浩治投手は候補に残りました。星野代表監督は本人との面談で「抑え」としての起用を決断したとのこと。38人の候補選手は今日の日本代表編成委員会後に正式に発表され、7月23日の北京五輪組織委員会の締め切りまでに五輪の登録選手24人が決まります。候補選手の内訳は投手16人、捕手5人、野手17人です。
ヤンキースの松井秀喜外野手が左ひざの腫れできのうのパドレス戦を欠場。「ちょっと腫れているんで大事を取った形」。淡々とした表情で説明した松井。関節にたまった水を抜く治療を受けました。今後は様子を見ながらの出場で、休養日が増えそうです。
競泳日本代表の鈴木ヘッドコーチはきのう、北京五輪各種目のエントリー予定を明らかにし、女子自由形の柴田亜衣はアテネ五輪を制した800mのほか、日本選手権で出場権を逃した400m自由形にも出場することになりました。男子の松田丈志は200mバタフライ、400m自由形に加え、1500m自由形にもエントリー。男子400mメドレーリレーのアンカー、佐藤久佳は100m自由形、400mリレーにも出場予定。
日本野球機構などから応援活動を禁止された中日ドラゴンズの私設応援団の2団体が、同機構、プロ野球12球団などを相手に、処分の取り消しなどを求めて提訴した問題で、記者会見をきのう行ないました。一部報道で暴力団が関与かと報じられたものの、今回の処分に対して、処分理由を示さない同機構などに対し、不信感をあらわにしました。
全英オープンの出場権がかかった、今大会は兵庫県のよみうりゴルフウエストカントリーで昨日から行われ、山下和宏、矢野東、篠崎紀夫、フィリピンのフランキー・ミノザの4人が4アンダー、67で首位に並んでいます。1打差の5位に近藤智弘ら10人。山下和宏はプロ11年目。10年間のツアー出場はまだ29回の34歳でほとんど無名の存在。今年から兵庫県のゴルフ場と所属契約を結び、ゴルフ漬けの環境。おまけに5月には男のコも誕生ということで、モチベーションは急上昇。「おむつ代もミルク代も必要」という本人のコメントからも、本気度が伺えます。目標はまずベスト10入りで初シード獲得へ、一打一打の積み上げが望まれます。また4戦連続で予選落ちしている石川遼はイーブンパーで41位のスタート。とはいえトップとは4打差という上位は大混戦で2日目以降から目が離せません。