きのう川崎市等々力陸上競技場で行われた男子1万m決勝は松宮隆行が27分51秒27で3連覇を達成し、初の五輪代表に決定しました。男子200m予選では末続慎吾が20秒67で、男子400m障害予選でも成迫健児が49秒99、故障で今季不振の為末大も50秒87で、2人とも今日の決勝に進みます。女子ハンマー投げは室伏由佳が62メートル98で3年ぶりの優勝。女子やり投げは海老原有希が56メートル71で制しました。女子800mでは、男子マラソン代表の佐藤敦之との夫婦五輪代表を目指す、佐藤美保が28日の決勝へ駒を進めました。
世界バドミントン連盟はきのう、最新の世界ランキングを発表。22日までのスーパーシリーズ、インドネシア・オープンで、2カ月ぶりに実戦復帰した北京五輪女子ダブルス代表の小椋久美子、潮田玲子組は、前回から一つ順位を下げて7位となりました。また決勝進出を果たした五輪代表の末綱聡子、前田美順組は10位から8位に浮上しました。女子バドミントンから目が離せません。
テニスのウィンブルドン選手権は第4日目がきのう行われました。4年ぶりの優勝を目指すロシアのマリア・シャラポワは、同じロシアで世界ランクが154位のクドゥリフツェワにまさかのストレート負。ダブルフォルトが8本、セカンドサービスでのポイント取得率が20%と散々のの内容でした。昨年優勝のアメリカのビーナス・ウィリアムズは快勝し、日本の杉山愛も3年連続で3回戦進出。男子は2年連続準優勝のナダルが逆転勝ちで3回戦へ。
巨人の原監督は26日、2軍で調整中の二岡について「サードからスタートするのがベスト」と話し、近く1軍に合流させることを明らかにしました。原監督はこの日、左ひざの手術で出遅れ、開幕戦で右ふくらはぎを痛めた二岡、上原投手同様戦列への復帰が熱望されています。
トップは出場者の3割を占める韓国勢Oh, Ji Youngで6アンダー。 今のところ宮里藍がトップから4打差の2アンダーで12位タイ。上田桃子は5打差の1アンダーで25位タイで、ホールアウト、そして横峯さくらは17番で2アンダーと健闘しています。その中でもやはり、地元ハワイの新聞ホノルル・アドバタイザー紙は、最も期待する選手としてミッシェル・ウィーをあげています。なんといってもホノルルのPunahou School出身。先輩にバラク・オバマ氏がいるということで有名な名門校です。現在スタンフォード大学の1年を修了。学業との両立という課題の他、ケガやスランプに見舞われて、試練の、新入生1年を過ごしています。男子ツアーへの参戦も今年は見合わせ、師匠であるデビッド・レッドベター・コーチとスイングの改造からもとに戻す作業に取り組んでいる途中。「かなりよくなってきた」とコーチは手応えを感じており、女子ツアー最長のミネソタ州エディナのインターラーケンCCの練習ラウンドでは290ヤードのビッグ・ドライブを繰り出していました。両親はハワイの家を売ってウィーにゴルフを続けさせたほど、娘に賭けていることで、逆にアメリカメディアの批判を買っていますが、地元としてはやはり頑張って欲しいというところでしょうか。一応1日目を2バーディ、5ボギー、そして9番ミドルで痛恨の9を叩いて、トータル81という出だしになってしまいました。