きのう甲子園球場で行われた2位中日との直接対決は、大阪道頓堀の「くいだおれ太郎」が初観戦する中、終盤8回矢野がバットを折りながら決勝打を放ち、藤川が抑える必勝パターン。22年ぶりの3タテ。その差は何と9.5ゲーム差。最短で今月10日に優勝へのマジック54が点灯します。
モンゴルの総選挙をめぐって発生した暴動により、モンゴル巡業開催が危ぶまれる事態ですが、横綱朝青龍は騒動が起きるや、電話やインターネットを駆使して情報収集。周囲の不安に対して「もう(混乱は)収まっているよ。国民祭のナーダムも大丈夫。巡業もできるよ」とコメント。モンゴル巡業では自身の親族が経営するサーカス場が会場となるようです。選挙の不正を訴える野党に対しては「負けた方がちゃんと認めないと。処罰なども厳しくした方がいいよ」とばっさり斬る冗舌ぶりでした。
自身の30歳の誕生日のきのう神戸市内で行われた会社の壮行会に出席。「我会取勝的(ウォーフイチュシェンダー)」と流ちょうな中国語で五輪連覇を宣言。アテネ五輪でも、ギリシャ語で同じ意味を持つ「サニキソ」という言葉を覚えて金メダルをゲット。今回も現地語でのV宣言で、自分自身に連覇の暗示をかけました。8月17日のレースへ向け、スイスのサンモリッツ合宿に今日から参加。本番モードに突入します。
柔道男子北京五輪代表の熊本・八代合宿に、きのうから合流した井上コーチ。代表選手と打ち込み、寝技の相手を務めるなど、チームにとけ込みました。 先月引退したばかりで「練習をしなきゃいけないような気がした」と苦笑い。今後は東京・北区のナショナルトレーニングセンターで行われる強化合宿にも参加する予定。
テニスのウィンブルドン選手権はきのう、女子シングルス準決勝で第7シードのビーナス・ウィリアムズが、第5シードのエレーナ・デメンチェワをストレートで下し、連覇に王手をかけました。ウィンブルドンの準決勝では過去6回負け知らず。一番好きな大会で決勝を目前にしたビーナスの勢いは止まりませんでした。また第6シードのセリーナ・ウィリアムズは、4大大会のシングルスでアジア勢初の決勝進出をめざした中国のチェン・ジェをストレートで下し、姉妹対決の決勝となります。
男子シングルス準々決勝では6連覇を狙うロジャー・フェデラーがマリオ・アンチッチを退け、準決勝に進出。混合ダブルス3回戦では杉山愛とケビン・ウリエット組が準々決勝に駒をすすめました。杉山はシングルス3回戦で敗退したあと、4日ぶりの試合となった混合ダブルスで逆転勝ち。試合がない日に、既に引退した選手から「自分から現役を続ける機会を手放す必要はない」と諭され、新たな意欲が芽生えたといいます。「役目がなくなった、というメッセージを受け取るまではチャレンジし続けたい」と現役にこだわる姿勢を口にして、さらなる高みを目指します。