「爽快ターザンのスキンケアマニュアル!」KAT-TUNの赤西仁さんが表紙を飾るこの号は、男のスキンケア術を特集。ヒゲや眉の整え方から、脱毛、シミ・シワ対策まで男も“ツルツル肌”を目指す時代です。
「どっぷり、東京湾」「江戸前を探して、」というタイトルが付いてはいるのですが…。“東京湾にどっぷりつかる”という表現が、どうも笑えます。まぁ、夏だからいいんですけど。
いわゆるオカルト雑誌の元祖。さすがに並ぶタイトルも妖しいっ。が、しかし。この号のポイントは何と言っても、特別とじこみ付録の「サマージャンボ宝くじ必勝カレンダー」。ここだけ妙に現実的になるのかが不思議です。
「クルマ好きのハート直撃 腕時計大集合」表紙で、オープンカーに乗りカッコいい腕時計をチラっと見せているのはクリス・ペプラーさん。この雑誌のイメージキャラクターのようです。残念なのは、正統派路線の雑誌のため、お笑いエッセンスがいっさいないこと。ジローラモさんの『LEON』に負けない、おいしいタイトルを期待していますよ、ぺプラーさん。
「欲望が、女を磨く!」というタイトルで、期待させるのは『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』8月号。「SEX AND THE CITYという生き方」にのっとり、ボディ、ラブ、セックスといったキーワードごとに記事が組まれています。モード誌だけに、つくりはファッショナブル。「知性でセックスに磨きをかけよ!」という企画では、セックスをエクササイズととらえて消費カロリーまで紹介しています。でも、このスタイルは、かなりアクロバティックです…。下手するとぎっくり腰になりますから要注意。
このヌメロと同じくフランス発の『マリ・クレール』も負けてはいません。8月号では「めくるめくSEXへの扉を開けよう!」と題し、世界のセックス事情から、お悩み相談、セックスの傾向と対策を探るテストまでを掲載。中でも、世界の年間平均SEX回数。ベスト1はギリシャで164回、ワースト1は日本で48回。何回かこの種のデータに関しては、以前番組でも取り上げましたね…。
毎回、その過激な内容で話題になる『an・an』をはじめ、最近の女性誌におけるこのテの特集は激しさを増すばかりです。でも、あまりに開けっ広げすぎると興醒めなのも事実。そんな人にオススメなのは、大正5年創刊、伝統ある女性誌『婦人公論』の7月22日号。「年を重ねて艶っぽく」と題された特集に登場しているのは、この人。草笛光子さん。「チャーミングな人でありたいから、男性の指1本でリードされて踊れなければ」というタイトルに、しびれます。う〜ん、すばらしく大人。ジョン・カビラ、まだまだ若造です。