1オリンピック期間中、仕事で中国を訪れる人へのビザ発行が厳しくなると中国政府が認めました。これは、テロ行為防止に向けて警備を強化するため。2オリンピックに向けて国民のマナーアップを図っている中国。国民に対し“いくつ?いくら?”はやめなさい、とのお達しが出ました。これは外国人の観光客に年齢と収入を聞くなということ。 “聞いちゃいけないリスト”まで作成すると言う念の入れようです。3オバマ氏、独占中継権を持つNBCからオリンピック期間中の広告枠500万ドル分を購入しました。NBCでは今回、オリンピックの競技を3600時間放送する予定で、広告枠の9割は既に売却済みとか。
来年3月22日に行われる東京マラソンの大会事務局はきのう、フルマラソンの参加申し込みが受け付け開始から2日目で定員の3万人を上回る3万4014人となり、出場者を抽選で決めることになったと発表しました。申し込みの締め切りは9月22日。当選者は11月中旬に発表されます。
金鷲旗高校柔道大会は24日、福岡市のマリンメッセ福岡で行われ、昨年と同じ組み合わせになった男子決勝は、神奈川の東海大相模が東京の国士舘を破って2年連続5回目の優勝を果たしました。残り時間1秒で背負い投げを決めた東海大相模の大将・高木は、「去年は逃したインターハイも制して今年こそ3冠を達成します」とコメントしました。
最終の山岳コースの第17ステージでスペインのカルロス・サストレが区間優勝。ルクセンブルクのフランク・シュレックを逆転し、総合争いで首位に立ったまま、第18ステージのサンテティエンヌまでが終了ました。いよいよゴールのシャンゼリゼは27日の日曜日。あと359kmとなりました。
テニスのウィンブルドン、US オープン、オーストラリア・オープンでは、イギリスのホークアイ・イノベーション社が開発した自動ライン判定システム「ホークアイ」が採用されています。これはコートの周りに設置した10のカメラで捉えた映像を基に軌道を計算、シミュレーションし、「ボールが通過したであろう軌道」を再現するシステムで、実際のボールの軌道の映像を基に判定するのではありません。このシステムにおける「可能性が最も高いと計算された軌道を再現する」ということに対して、英Cardiff大学の研究者は、絶対な装置として過大評価されている、と警鐘を鳴らす論文を発表しました。実際のプレーヤーでも賛否両論のこのシステム。男子世界ランキング1位のロジャー・フェデラーは去年のオーストラリア・オープンのあと「ナンセンス」と切り捨てる一方、女子で最も背が高いリンゼイ・ダベンポートは「正確で信頼に足るシステム」とお気に入りの様子です。そしてこのホークアイは、採用を検討していたFIFAが今年3月に正式にゴール判定装置として見送ったという経緯があります。今回日本でこの装置が採用されると決まったのは、9月の女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン。きのう都内で出場選手などを発表し、現役に復帰して以来、ツアー下部大会にしか出場していないクルム伊達公子が、予選に主催者推薦で出ることになりました。95年にはこの大会で優勝しているクルム伊達公子選手。自動ライン判定装置という新しいテクノロジーを気に入るのでしょうか。そしてどこまでやれるのでしょうか。