【ラデュレ銀座オープン】
マカロンで有名なフランスの老舗パティスリー「ラデュレ」。ソフィア・コッポラ作の映画、「マリー・アントワネット」でも、ラデュレのお菓子、登場していましたね。そのラデュレが、明日土曜日、「日本初」となるサロン・ド・テを 銀座三越にオープンします。まだ、日本にお店がなかったというのがちょっと意外、、、そのくらい、すでに知られています、このラデュレのマカロン。その理由のひとつは、やはり一度見れば記憶に残る印象的なパッケージでしょう。ミントグリーン、あるいはライラック色の四角いボックスに、クラシカルな金色の文字で装飾が施されたデザイン。※この甘ったるーい、ガーリーというか、夢見ごこちなパッケージ。ラデュレ、と言えば、これ。その強いイメージがブランディングに一役買っているんです。さあ、日本の女性の多くが待ちわびていたであろうラデュレの日本初のサロン。場所は、銀座三越2階、和光の時計台の対角線上に位置し、銀座4丁目の交差点を見渡すことのできる、そう、あそこです。場所、おわかりですよね。常設のサロンということで、マカロンはもちろん、パリのラデュレでいただけるケーキ、さらに夜11時半までオープンということでディナーもいただけます。そして、注目すべきは、サロンのインテリア。パリのサンジェルマンにあるラデュレのサロンさながらに仕上がっています。マリー・アントワネットが生きた18世紀をイメージしたサロンということで、ルイ16世スタイルの調度品の中、、、パリ本場のパティスリーがいただけるんだそうです。パッケージから空間まで、知っている方が見れば、すべてが、あ、、ラデュレ、とわかる、統一されたイメージになっているんです。ラデュレ銀座は明日、土曜日、7月26日にオープンです。
【スタジオジブリ、レイアウト展】
宮崎駿監督の最新作、「崖の上のポニョ」、先週末の公開から三日間で観客動員数が125万人と大変な人気ですね。番組でも、先週のミュージックリックで映画の主題歌を取り上げさせていただきました。残念ながら、インディ・ジョーンズの「Raiders March」にやぶれ、この曲、、、オンエアできなかったわけですが、、、話題の映画作品というのは、それに伴う二次ビジネスも生まれるものです、、、ということで、こちらも大変な話題となりそうです。スタジオジブリのクリエーションの秘密を読み解くことができる展覧会、「スタジオジブリ レイアウト展」。明日土曜日から、江東区木場公園内にあります東京都現代美術館で始まります。最新作の「崖の上のポニョ」から、「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」など、宮崎映画の名場面の数々が、いかにして生まれたのか、その秘密を知ることができるようになっている、ということなんですが、、、この「スタジオジブリ レイアウト展」。「レイアウト」とはどんなものなんでしょうか、展覧会の見どころとともに、三鷹の森ジブリ美術館の三好寛さんにお話いただきました。
このレイアウト展では、映画の画面の設計図というような言い方をしています。映画ではカットというのですが、カットの構図、背景に何が描かれるのかキャラクターをどの位置でどのぐらいのプロポーションでどのぐらいの大きさで配置するのか、というのを、実際にアニメーションで作画するサイズの紙に鉛筆で書いてしまいます。画面が完成するまでの指示をこと細かに網羅して絵の中に書いてあるんですね。そういう映画作りの要ともいえる絵がレイアウトなんです!レイアウト展の会場は、スタジオジブリ作品の「風の谷のナウシカ」から最新作「崖の上のポニョ」に至るまで、作品ごとにコーナーを設けて、そこのレイアウトを壁めいいっぱい展示してありますので、映画を思い出しつつ、あるいは自分の好きな1枚を探すとか、そういう楽しみ方をしていただければな。と思います。
紙の上に描かれた手描きのドローイング。そこにキャラクターがどんな風に演技をするのか、背景はどんな風にするのか、こと細かく指示が書かれているのを見ると、自分の頭の中で立体的にアニメーションが出来上がる、そんな楽しみもあるかもしれませんね!
●「スタジオジブリ レイアウト展」は、明日土曜日7月26日から9月28日まで、江東区木場公園内、東京都現代美術館で開催となります。
スタジオジブリ レイアウト展