2008/8/8

  • 富山県は地球温暖化対策として、県の職員のうち1900人に対してマイカー通勤を自粛するよう要請します。富山県は、1世帯あたりの車の保有台数が全国2位。車で通勤している人の割合が高く、県の職員も3分の2がマイカーで通勤しています。この状況を受け、富山県では、鉄道の駅から2キロ以内の場所に勤務する職員1900人を対象に自転車や公共交通機関での通勤を呼びかけます。
  • 環境団体「コンサベーション・インターナショナル」などは、イギリスで開催された「国際霊長類学会」の中で、「世界の霊長類634種類のうち、およそ半数の 303種類が絶滅の危機にある」と発表しました。 特に、東南アジアでは、森の破壊や狩猟の影響で事態は深刻化。カンボジアでは 90%の霊長類が、ベトナムでは 86%の霊長類が 絶滅の危機にひんしている、ということです。
  • アメリカ、イリノイ大学が現在、未来のバイオ燃料として研究しているのはイネ科の植物で、「エレファントグラス(elephant grass)」とも呼ばれる牧草です。 熱帯アフリカ原産のこの草は、成長すると高さが4メートルから5メートルになり、面積ごとの比較では、トウモロコシなど従来のバイオ燃料用原材料よりも 倍以上のエタノール生産が見込まれます。また、背丈が高い分、栽培スペースが少なく済むのが大きな利点。エレファントグラスなら、穀物が育たないような地域や土壌でも栽培が可能なため、穀物栽培の邪魔をすることもなく、さらに、一度育つようになれば15年ほどは収穫が望めるということで、今後、大きな注目を集めそうです。
エアコンのフィルター、きれいにしていますか?フィルターが汚れていると、余計なエネルギーがかかります。長い間、お掃除していない方は、ぜひお願いします。