2008/8/22

  • ボルト、フレーザー、キャンベル・ブラウンに完敗

    男女両方のリレーでバトン・パスをミスして決勝に駒をすすめなかったアメリカの陸上競技。特にジャマイカ勢の台頭著しい短距離においては、ボイコットした大会を除いて、なんとこの100年ではじめてのメダルなし、という屈辱を味わうことになりました。

  • IOCのロゲ会長がボルトに苦言

    北京五輪の陸上男子100mと200mで世界新記録で制したウサイン・ボルトにIOCのロゲ会長は、「敗者への敬意に欠けていた」と苦言を呈しました。100m決勝でボルトが両手を広げ、胸をたたきながらゴールした行動を問題視。「王者の振る舞いではない。喜びは分かるが『捕まえられるなら捕まえてみろ』と見える。レース後すぐに敗者と握手を交わすべきだった」と述べました。

  • 若ノ鵬解雇。間垣親方が理事を辞任

    日本相撲協会はきのう臨時理事会を開き、大麻所持容疑で逮捕された若ノ鵬容疑者の解雇を決めました。現役力士の解雇処分は史上初とはいえ、間垣親方に対する処分は特にありませんでした。去年3月に脳梗塞で倒れ、実質的に指導者不在の間垣部屋。具体的な再発防止策も提示されないまま記者会見は終了。

  • ソフトボール上野由岐子が2日間で3試合28イニング413球完投。

    ソフトボール決勝。日本は米国を3-1で破り、悲願の金メダルを獲得しました。日本の球技での金は1976年モントリオール大会の女子バレーボール以来32年ぶりのことです。日本は1次リーグ、準決勝と連敗した米国に対して、3回に狩野亜由美の内野安打で先制。4回には女イチローの異名を持つ山田恵里のソロホームランで2点め。その裏にホームランで1点を許したものの、最終回の7回には相手のエラーで、貴重なダメ押しの1点を加えました。おとといの試合では中指の肉がちぎれてテーピングを施したままで連日の激投。斎藤春香監督は「エースと心中するつもりだった。自分は銀が最高だったけど、この子たちには金を取らせたかった。上野は苦しい練習を乗り越え、最後は素晴らしかった」と絶賛。決勝戦ではmax119km/hという豪速球はもう投げられず、そのかわりに、丁寧にコントロールされた変化球を交えてボールでコーナーをついたのが打たれてもピンチを押さえた勝利に繋がりました。北京に旅立つ前、彼女がJ-waveの取材に答えたコメントをここでもう一度かみしめつつ聞いてみたいと思います。