テニスの全米オープン、男子シングルスの2回戦に出場した18歳の錦織圭は、クロアチアのロコ・カラヌシッチと対戦。6-1、7-5と2セットを取った時点でカラヌシッチが棄権し、神和住純以来35年ぶりの3回戦進出を果たしました。「うれしいです。相手は前に出てこないタイプなので、積極的に出ていこうと思っていました」とのコメント。
前週の関西オープンでプロ初勝利を挙げた石川遼。今週のKBCオーガスタは初日1オーバーで37位タイとなりました。16番は20センチを外し、17番は悪夢のスリーパット。ツアーでは少ない高麗芝グリーンということもあり、「初日のパターのタッチに全力を注いだが、続けてミスしてしまった」と反省。それでもドライバーは安定し、パーオン率は平均を上回る内容で、後半はパープレーでしのぎ、前向きに首位との5打差をつめるべく今日も戦います。
現在オクラホマ州議会上院議員で、米民主党に所属する、往年の阪神の三冠王ランディ・バース氏がテレビ解説のゲストのため来日し、甲子園球場で始球式を務めました。その甲斐あってか、阪神はサヨナラ勝ち。それを見てリーグ優勝のXデーを9月21日、日本シリーズの相手は西武と予言したそうです。
大相撲・モンゴル場所千秋楽は、きのうウランバートルで幕内36力士によるトーナメントを制した横綱朝青龍が、初日優勝の横綱白鵬との総合優勝決定戦でも勝って幕を閉じました。朝青龍は「大相撲を愛するモンゴル国民、ありがとうございました」と閉会式で涙をぬぐいながら挨拶するなど大感激。日本でのヒールぶりは陰をひそめていました。まさに“朝青龍場所”ともいえる今回の巡業成功への意気込みは、並々ならぬものがありました。6月末の選挙結果をめぐって死者が出るなど治安悪化から、一時は中止も検討されたことから、現地政府にも働きかけて実現に向けて奔走。そのせいか相撲協会一行の待遇は「国賓」級で、力士の移動ではパトカーが先導するなか信号がすべて青に変わるほど。大統領も出席し、6つのTV局がすべてトーナメントを中継するなど、国民的なイベントとなりました。会場の民族サーカス場は実の兄セルジブデさんが社長。巡業のための設備投資は数億円とも言われています。実質的な興行主は朝青龍が親族らとともに経営している会社で、成功させない訳には行かなかった背景もあります。日本に戻っての秋場所こそ休場明けの正念場となりそうです。