2008/9/12 【空の日】【現代アートの国際展、「横浜トリエンナーレ」明日開幕】

【空の日】
「空の日」というのがあるの、みなさんご存じですか?日本の航空産業についての理解と関心を高めてもらうことを目的に、国土交通省が1992年に定めたもので、9月20日が「空の日」となっています。みなさんご存じですか?飛行機というと、ボーイング、あるいはエアバス社といった外国製のものです。しかし、外国のエアラインにしても、飛行機の機体のおよそ30%が実は、日本の企業が作っているんです。機体の胴体、旅客扉、貨物扉、中央翼など。日本の航空機産業の規模は、およそ1兆円。大きな市場なんですね。毎年この時期、「空の日」に合わせて、全国の空港で施設の見学会や、管制塔の見学、そして航空教室などが開催されます。今週末、土曜日、日曜日、そして祝日の月曜日には、成田空港でも、空の日にちなんだイベントが開催されます。成田空港のそばには「航空博物館」というのもあるんですね!「航空博物館」では、通常見ることのない、航空機の内部に使われている機材が展示されたり、日本航空協会による子どもたちのための飛行機の模型工作教室が開催されたりします。空高く飛びたい。ライト兄弟のころから、いえいえ、ギリシア時代のイカロスのころから変わることなく人間が抱き続けているロマンでしょう。「空の日」を前に、成田空港、航空博物館へと足を運んでみてはいかがでしょう?
【成田国際空港公式WEBサイト】
【空の日ネット】

【現代アートの国際展、「横浜トリエンナーレ」明日開幕】

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明日土曜日から11月30日までアート展「横浜トリエンナーレ」が開催されます。3年に一度開催されるのでトリエンナーレなんですね。世界25カ国、73人の芸術家たちによるアート作品が並ぶアート展。2000年に始まり、今年で3回目を迎えるこの展覧会。メイン会場は、横浜赤レンガ倉庫、日本郵船海岸通り倉庫、そして新港ふ頭に新しく誕生した新港ピア。さらに、大さん橋国際客船ターミナル、横浜中華街、三渓園にも作品が展示されるということで、広範囲にわたって作品が展示されるんですね。現代アートというと、この5月にNYで開催されたオークションでは、村上隆さんの作品が16億円で落札される、という、現代アートは投資の対象になっていると言われています。そんななかで開催される「横浜トリエンナーレ」。前回、2005年の開催時には15万人の人が訪れ、一般の方の関心も非常に高いイベントです。さあ、今年の展覧会。見どころを広報担当の平昌子さんにコメントいただきました。
横浜トリエンナーレの会場である横浜の街、いろんな所に会場が点在しています。その中の一つ、三渓園という横浜の方には非常にゆかりのある、皆さんご存知の場所なんですが、その中に今回発表します「中谷芙二子」さんという作家がいまして、彼女が霧を発生させるという作品を作ります。なぎの時間ですね、風が止まる瞬間にそれを察知しまして、霧が発生するというとてもすばらしい、素敵な作品なのですが、ちいさいお子さんからご年配の方まで楽しんでいただけるのではないのではないかなぁ。というのも見どころの一つですし、まずは本当に自由に見たままを感じていただくのが、見方といいますか、自由に鑑賞していただくのがいいのでは、と私どもはおすすめしていますね。

コメントでご紹介いただいたほかにも、、、、エルメスのプロデュースによる展示も注目。(旅行カバンを思わせるアルミニウムの大きなコンテナが登場し、まるで映画館のように映像を鑑賞するというもの)
私たちと今、同じ時代を生き、同じ時を共有しているアーティストたち。彼らが見たもの、感じたものがアートになるのだとすれば、私たち自身がアーティストたちの創作に影響を与えている!そう考えると現代アートっておもしろそう!

【横浜トリエンナーレ】