2008/9/19

  • 北京パラリンピック日本選手団が解団式

    選手や役員ら約250人が出席して北京市内のホテルで日本選手団の解団式が行われ、旗手を務めた陸上男子「義足のハイジャンパー」鈴木徹選手から大久保春美団長に団旗が返還されました。大久保団長は「素晴らしい北京大会が用意されたのは、たくさんの支えがあったから。皆さんは一流の選手として、このことを忘れないでほしい」とあいさつ。競技用の義足や車イスなどの進化と、世界レベルの向上が課題の大会でした。

  • スエマエが余裕の圧勝

    バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン3日目はきのう東京体育館で女子ダブルス2回戦が行われ、北京五輪4位の末綱聡子前田美順組がニコル・グレター(ドイツ)シャーマイン・リード(カナダ)組を2−0で下し、ベスト8入りを果たしました。

  • 五輪戦士たちが、国体に多数エントリー

    今月27日から10月7日に行われる大分国体に、北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表のエース上野由岐子が群馬県代表として参加することが発表されました。県外からの問い合わせが多く、野球場の観客席を3倍の3000席に増設することを決めています。ヒートアップはまだまだ続いています。しかし参加選手団は2万2275人で、国体改革による規模の適正化で前回より約3400人が削減されました。

  • ゴルフ界に新潮流、グリップのトレンドが変わるのか

    男子ゴルフのANAオープンは北海道・札幌ゴルフクラブ輪厚コースで行われ、韓国の22歳の金庚泰が、7アンダーで単独首位に立っています。注目は1打差で2位タイの中嶋常幸。前日のプロアマで30年間慣れ親しんできたオーバーラッピンググリップから、右手小指を左手の人さし指と中指にからめるインターロッキンググリップに変更。さらにクラブも14本のうち11本を新調するという大改造で、手にマメを作りながらも、安定したショットを繰り出しました。同じ組で史上7人目の通算25勝で永久シード権獲得を目指す片山晋呉に対し、金色に輝く永久シード権バッジを見せて挑発。グリップ変更については「目標とするタイガーウッズがインターロッキングだから」と報道陣を煙に巻きました。尾崎将司のツアー最年長勝利55歳7カ月に次ぐ、53歳での優勝に幸先のいいスタートをきりました。また17歳になったばかりの石川遼。タイガーと同じインターロッキンググリップで通しています。もともと握力が弱い女性向きといわれて、マイナーな存在でしたが、今後は流行するのかも知れません。しかし中島プロと3周り違う石川プロは4オーバーで106位。ツアー5戦連続の予選突破が厳しくなっています。