2008/9/19

  • 『リラックスじゃらん』10月号

    「激安0泊3日 弾丸バスツアー」いくら激安とは言え、島根、青森、博多は、東京からバスで行くには遠い気がするのですが…。それも0泊3日。ついサッカーの弾丸観戦ツアーをします。

  • 『週刊エコノミスト』9月23日号

    「勝ち残る大学」早慶上理(そうけいじょうり/早稲田、慶應、上智、東京理科大)、MARCH(マーチ/明治、青学、立教、中央、法政)、日東駒専(にっとうこません/日大、東洋、駒澤、専修)、関関同立(かんかんどうりつ/関学、関大、同志社、立命館)。まったくもって日本人って本当に造語が得意ですよね。

  • 『野菜だより』秋号

    「よその畑にはない珍種野菜の楽しみ方!」隔月刊の家庭菜園雑誌。ミニバターナッツ・カボチャ、ガーキンス・キュウリといった珍しい野菜17種類を紹介しています。サブタイトルは「オンリーワンの野菜を作ろう!」。人とは違う個性が家庭菜園界にも求められているようです。

  • 『SAIT』10月号

    「30代からは、あえて『濃(ノウ)メイク』」やさしいメイクは意外と老け顔になるらしいです。えっ。塗りたくった方がまずいような気もするんですが。パラドックスなんですね。きっと。化粧品はものすごい進化をとげていますから…。


食欲の秋。そろそろ新米のおいしい季節ですね。汚染米の食用への転用など、食の安全を脅かすニュースが続いていますが、おいしいお米を前にしたら、そんな暗い気持ちもどこへやら。ツヤツヤのお米は、まさに日本の誇りです。

今週はそんなお米に代表される「日本の魅力」を特集した雑誌をピックアップ。いずれも、魅力を再発見しに旅に出かけているのが共通点です。

まずは『東京 大人のウォーカー』10月号。「美味しい日本 再発見!」と題し、国産野菜そして米の生産者を現地取材しています。実りの秋とはよく言ったもので、登場する野菜とお米の新鮮そうなこと。おいしくいただける菜園レストランや、都内の飲食店も紹介されている親切設計です。

一方、「日本、再発見の旅」とストレートなタイトルで勝負するのは、『ミセス』10月号。その思いきりのよさに、創刊47年の伝統ある女性誌のプライドを感じます。旅先も、宮島、熊野、奈良、直島、金沢という女性のハートを間違いなくわしづかみするラインナップ。読者を代表して女優の寺島しのぶさんと、ローラン・グナシアさんご夫妻が宮島を旅するという設定も女性誌の王道ですね。面白いのは、この『ミセス』、同じ号で「お米は日本人のいのちです」という特集も組んでいる点。日本再発見とお米は切っても切れない関係にあるのでしょうか?

いえいえ、そんなのまったく関係なく独自の視点で再発見している雑誌もあります。『男の隠れ家』10月号。「日本の懐かしい町並みを彷徨う 昔町迷宮」と題し、日本各地の昔町、つまり昔の町並みを今に残す町を歩いています。妻籠、関に代表される宿場町、平戸、函館といった港町。確かに、これらの町を彷徨うとタイムスリップしたような感覚に陥るでしょうね。

しかし、そんな旅の情緒を一掃してしまう衝撃の写真を、私、ジョン・カビラは見つけてしまいました。それは「奇妙奇天烈! ニッポンの奇祭」と題されたページ。和歌山県日高川町の「笑い祭り」に登場する、笑いの怪人…。白塗りメークに赤い頭巾、そしてラスターカラーばりのカラフルな衣装。しっかり入れられた目貼りも、両頬に赤で書かれた「笑」の文字も、ものすごいインパクトです。いやぁ、これぞ本当の再発見。日本にはまだまだ知らないことがありそうです。