2008/10/24 シャンティ国際ボランティア会

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今朝は、絵本を通して世界の子供達を支援する活動をご紹介します。お越しいただいたのは、社団法人「シャンティ国際ボランティア会」の、鎌倉 幸子さんです。

内戦や貧困のため、子どもたちが読む本が皆無に等しい国があります。SVAは、カンボジア、ラオス、アフガニスタン、タイ、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでくらす子どもたちに絵本を届ける活動をしています。
文字が読めないために、契約書にサインをしてしまい土地を騙し取られたお父さん。病気の子どもを目の前にしながら薬の処方箋が読めないお母さんがいます。
未来を担う子どもたちが文字に触れる機会をつくりたい。内戦を経験した子どもたちにきれいで楽しい絵本に触れて笑顔を取り戻してほしい。
そんな願いをこめてSVAは、現地での絵本や紙芝居の出版、日本の絵本を翻訳して届ける活動を行っています。また小学校や村々を巡回する移動図書館活動を行っています。
地球に絵本のタネをまく、それは地道だけれど、子どもたちが生きていく力につながる大切な作業なのです。

社団法人シャンティ国際ボランティア会