「世界のパワフルウーマン100」世界でもっともパワフルな女性ベスト100を選出。表紙を飾るアメリカのライス国務長官が1位かと思いきや、ドイツのメルケル首相でした。それにしても、フォーブスは、この世界のなんとか100が大好きですよね。
「ちょっと歩いて秘湯へ行こう!」なかなか行き着けないはずの秘湯へ、ちょっと歩いていこうというあたりに不思議なお手軽感が漂っています。特筆すべきは、現在、休養中の忌野清志郎さんデザインの風呂敷が付録で付いている点。風呂敷すらロックです。
「形式0系 さよならの時」1冊まるごと新幹線を取り上げていたムックが、この号を機に定期刊行物として創刊。鉄道ファンの熱い思いを感じます。ちなみに、形式0系とは1964年に東海道新幹線が開業して以来、45年間、現役で走り続けてきた初代車両のことです。
「土・日・月で楽しむ おとなの極上弾丸ツアー」香港、上海、ソウル、台北を2泊3日でめぐるツアーを紹介。中でも、私、ジョン・カビラがもっとも気になったのはダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんが訪れた「ソウル焼き肉7番勝負!」。韓国で焼き肉…たまりません。
経済、流行、文化などの発信地として、世界中から多くの人々が集まる東京。ニューヨークやパリ、ロンドンと同様に、東京を特集する日本の雑誌も少なくありません。最近は、ありきたりの観光ガイドとはひと味違う切り口が特徴です。
「2008東京アップデイト」と題した『GINZA(ギンザ)』11月号は、モード系のファッション誌だけに、“ファッション”がテーマ。2008年にオープンした新店やランチなどの情報を織りまぜながら、今の東京の流行をとらえています。
しかし、この秋、東京を語る上で外せないキーワード、それは“デザイン”。『ELLE DECO』10月号と『フィガロ・ジャポン』11月5日号が揃って、“デザイン”をテーマに特集を組んでいるのです。
インテリア雑誌『ELLE DECO』が掲げたタイトルは「デザインのプロ60人が教えてくれる 東京がおもしろい! 2008」。デザイナー、スタイリスト、ジャーナリストといった専門家が、“デザイン”というテーマでお気に入りのスポットを紹介しています。
一方の『フィガロ・ジャポン』は、11月に刊行される『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』を片手に東京をそぞろ歩く女優・菊地凛子さんがトップをかざる「デザインを探して、最新TOKYO案内。」で対抗。いまや東京の秋の風物詩となった、デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2008」の完全ガイド付きです。
この2誌で面白いのは、青山や中目黒といったオシャレエリアに加えて、東神田、日本橋といった渋いエリアがエントリーしている点。どうやら、地の利はいいけど、比較的家賃が安い、この下町エリアに、近ごろデザインやアート好きが注目する店やギャラリーが続々とオープンしているらしいのです。
思い出すのは、かつて倉庫や精肉工場が立ち並んでいたエリアを再開発し、一大オシャレスポットへと変貌させたニューヨークのミートマーケット。東京のバブル期は湾岸ブームに沸きましたが、夢よ再びなのでしょうか?