2008/10/31【デザインタイド トーキョー開催】【映画「ブタがいた教室」明日公開】

【デザインタイド トーキョー開催】 
東京で、世界から集まる最新のデザインに出会うことができる、そんなイベントがきのう、木曜日から六本木、表参道、青山を中心に都内各所で開催されています。そのひとつが「デザインタイド トーキョー」。
今のデザインの「潮流」を紹介する、というコンセプトのもと今年で4年目を迎えるデザインのイベント。J-WAVEも応援しています!
インテリア、家具、ファブリックなど、国内外、70名ほどのクリエーターによる作品が、「東京ミッドタウン」をメイン会場に都内44か所で展示されている、ということで、全部見て回るのは大変そうですね、、、世界のクリエーターが見せるデザインの潮流、「デザインタイド」。どんなところに注目したらいいでしょう?
広報を担当されている竹形尚子さんにお話しいただきました。
来場者の方にとっては、新作をご覧いただけると共に、会場で発表される作品の中には、まだ製品化が決まっていないものもありまして、ぜひ日本の企業の方だったり、デザイナーを探している方たちにも来ていただけたらいいな。と思っています。で、そこでデザイナーと知り合ったり、デザイナーの方が作っている作品と知り合っていただいて、それが製品化に繋がるとか、新しくデザイナーを発掘していただけるような場所に広がっていけばいいなと思っています。
「デザイン」は今やビジネスの成功を左右する大きな要素。いいデザインは大ヒット商品を生み出す可能性もあります。いち早くデザインの潮流をとらえに、企業の商品開発ご担当の方、足を運んでみてはいかがでしょう?もちろん、お仕事でなくても、さまざまな刺激を受けるはずです。ぜひお出かけください。「デザインタイド トーキョー」は11月3日、来週の月曜日まで、六本木の「東京ミッドタウン」ほか都内各所で開催されています。  
デザインタイドTOKYO

【映画「ブタがいた教室」明日公開】

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子ブタが小学校の教室にやってきます。なぜかというと、「授業の教材」にブタが使われるんです。その授業とは、「子ブタを育てる」。子ブタ、Pちゃんって言う名前なんですね。その子ブタのPちゃんを学校で育てるようになって、子供たちは、それまで当たり前のように食べていた豚のお肉が食卓に上るとき、以前と同じ気持ちで食べることができるのでしょうか、、、そして、育てたブタが大きくなったら、、、、子どもたちはどうするんでしょう?
小学校6年生26人と先生とが、ブタとのふれあい関わりを通して、食べ物、生き物の命について考える、そんなストーリーを描いた「ブタがいた教室」。今月開催された東京国際映画祭で観客賞を受賞した話題作です。先生役を演じるのは、妻夫木 聡さん。
動物の命という、答えが一つではない難しいテーマについて、子供たちに教える立場に立つのは大変だったのではないでしょうか?妻夫木さん、東京国際映画祭では こんな風に語ってらっしゃいました。
監督とやるにあたって、台本というものをあまり意識せずに僕たちがやっていくなかでお互いが成長していけるようになればいいね、と話していて、本当にもう心と心で生徒たちとぶつかっていったんで、僕自身アドリブで10分ぐらい話しちゃったし、そのぶん、子どもたちからも心の声が返ってきたんで楽しかったし、うれしかったですね。はい。

台本がない。子どもたちの台本には、大きくなったブタがどうなるのか、結末がまったく書かれていなかったんです。「演じる」のではなく、子どもたちが育ててきたブタ、その処分について自分で決める、、、それが重要なんです。子供たちは、育てたブタをどうするのか?? 前田哲監督は、「生徒たちは26人いますが、27人目の生徒になったつもりで映画を見てほしい」。そうおっしゃっていました。映画「ブタがいた教室」は明日土曜日から、池袋のシネ・リーブル、新宿武蔵野館ほか全国ロードショーとなります。
映画「ブタがいた教室」