今朝の朝刊には週末のセールの折り込み広告がはいっていますよね。今日も世界とコネクトしていきます。
●ロサンゼルス郡 マリブ出身 LA コーディネーターのリーソル・ウィルカーソンさん
日本と比べて比較にならないほど商品の種類が多いので、どこに何があるか探すだけでも大変。メンバーシップカードはもちろんあって、購入金額1ドルにつき加算されるのは日本と変わらない。4つの値段で5つ買えるというのがお得なキャンペーン。また、スーパーでオーガニックに特化したものが増えているのが最近の特徴。"Trader Joes" 、"Whole Foods" など。
●ロンドン コーディネーターの竹沢祐子さん
ロンドンでは街の中心部に2大スーパーのTESCOとSainsbury'sが店舗を持っていて、どこも7時から11時頃まで開いている。コンビニの役割を果たす。ロンドンの中心部では店舗が小さい分、売れ筋の食品と消耗生活用品が中心だが、仕事で遅くなっても帰り際に買い物ができるので、必要なものだけ毎日購入するといったことが可能になり、仕事をしている人には、かなり便利になった。スーパーの宅配という面ではオンラインショッピングが盛ん。店で買ったものを運んでくれるシステムはない。殆どのスーパーでオンラインショッピングが可能。オンラインショッピングだけのスペシャルオファーもある。各スーパーの名前を書いた小型のバンをよく見るので、利用している人は多いよう。TESCOとSainsbury'sというスーパーのポイントサービスに限って、いろいろな企業と提携をしていて、マイレージを貯めるようにポイントをためることができ、それを別のところで使えたりします。
●香港 ジャーナリストの桑畑優香さん
安いもの大好きな土地柄であるため、スーパー入り口近くの壁には「今日の激安商品」といったポスターがある。レジには「今週の激安商品月曜から金曜日まで」を一品ずつ一覧にして貼りだしたりも。商品の棚にも安売り表示が多々見られる。
1)毎週金曜日は、ほぼ全商品が安くなる。
2)銀行と特定のスーパーが提携したクレジットカードをつくり、そのカードで
買うと毎回10パーセント安くなる。
3)地下鉄のICカードオクトパスカードとスーパーが提携し、買い物の際に
オクトパスカードを提示するとポイントがついて、ポイントだけでも精算できる。
4)買い物した金額に合わせてシールをもらい、集めると鍋やバッグをもらえる。
現在香港資本のスーパーは大手2社がほぼ独占状態。買い物をする場合はスーパー二つを比べ、そしてもっと安いものを買う。最近の香港らしい「プロモーション」といえば、「食の安全」に絡んだもの。たとえばある香港資本のスーパーでは野菜売り場に野菜の流通過程と品質管理を大きく貼りだし、シールを貼るなど。野菜やミルクなど中国の食の安全が身近な香港ならでは。