プロ野球のアジアナンバーワンを決めるアジアシリーズがきのうから、東京ドームでスタートしました。日本シリーズ優勝の西武と韓国のSKが対戦。 先制した西武は先発の帆足が2本のホームランを浴びるなど、投手陣が打たれ、3−4でSKに敗れました。西武は今日、台湾の統一ライオンズと対戦します。
三井住友VISA太平洋マスターズは、昨日から太平洋クラブ御殿場コースで行われ、石川遼が6アンダー66をマーク、ツアーでは自身初となる単独首位と幸先よいスタートを切りました。先週の試合で予選落ちで週末は「これ以上寝れないほど寝た」と休養十分。11番パー5では、2打目をグリーンの奥のカラーにつけて、そこから7メートルの距離をパターで捻じ込みイーグル。圧倒的な飛距離を武器に、攻めの姿勢を崩さずゴルフ今季3勝目を狙います。
東京・有明テニスの森公園で行われている、第83回全日本選手権は5日めは昨日、女子シングルス準々決勝で第7シードの、クルム伊達公子が16歳の奈良くるみを7−5、6−2で破り、ベスト4に進出しました。2連覇した92年以来16年ぶりの出場で、この試合で3大会にまたがる15連勝となった。
バドミントン女子ダブルスの小椋久美子(おぐらくみこ)、潮田玲子(しおたれいこ)両選手が11日、都内で会見を開き、代々木第2体育館で開催されるバドミントン全日本総合選手権を最後にコンビを解消すると正式に発表。「オグシオ」がペアを組んでから9年目で終止符を打つ事になりました。昨日の1回戦はストレートで圧勝。94日ぶりの公式戦を白星で飾り、有終の美へ向けて好スタートです。最後の雄姿を見ようと集まった観衆は、1300人。冷静な潮田選手のスマッシュが第1セットからさく裂し、左ひざと腰のケガから復帰した小椋選手も第2セットには調子を取り戻しての快進撃。「11点を超えてから2人のリズムが合いだした」と終盤連続ポイントを挙げ、オグシオスマイルを全開させました。「今日負ければ、ペアが今日で終わってしまう。1試合を大切に戦おうと思った」と潮田選手、「試合自体はいっぱいいっぱいだったけど、助けてもらった」と小椋選手が試合後にそれぞれコメントしています。北京五輪への温度差が違うことが原因といわれるパートナーの解消問題。小椋選手の新パートナーに関し、所属する三洋電機の喜多監督は明言を避けています。しかし潮田の引退も想定して水面下では小椋選手のパートナー探しは着々と進んでおり、来春三洋電機に入社予定の日本代表内藤真実(まみ)選手が有力とされています。その内藤選手も、きのうはダブルスで出場して、長身のサウスポーから繰り出されるスマッシュがびしびし決まり緒戦を突破しました。しかし三洋電機の中島コーチは「可能性はあるが、息が合うかどうかはやってみないとわからない」と慎重な姿勢で、先行する「次はオグナイ」報道にクギを刺しました。