2008/11/28 【テール・ド・トリュフ 本日オープン】【ありがとう0系新幹線】

【テール・ド・トリュフ 本日オープン】

トリュフ、この季節から真冬にかけてが旬ですよね?
そうお思いですか?
実は、トリュフは一年を通してとることができるきのこ。

そんなトリュフを前菜からメイン、デザートまで味わい尽くすことのできる専門レストランが、この後オープンとなる、「テール・ド・トリュフ」です。
場所は、六本木ヒルズ、ヒルサイド。けやき坂方面です。
J-WAVEからもすぐ。

本店は、フランスのニース、そしてパリにも一軒、ということで、東京でのオープンは、海外初となります。
気になるお値段は、ランチで8,000円。。。

この景気後退のご時勢に、オープンして大丈夫なんでしょうか、と心配になりますが、六本木という街は東京の中でも最もコスモポリタンなエリア。世界各国のさまざまな職業の方のお住まいも多かったりします。
そういった方たちをメインの顧客層に想定しているんだそうです。
また、不況とはいえ、普段の生活では質素を心がけるけれど、ここでしか食べられないもの、にはみなさんお金を惜しまない傾向があるんだとか。

テール・ド・トリュフ

【ありがとう0系新幹線】 

日本にはじめて新幹線が誕生し、東京、大阪間を4時間で結んだのが1964年。
それから44年、初代0系新幹線が、あさって日曜日、最後の営業運転を迎えます。新大阪発、こだま博多行き、そして岡山発、こだま博多行き。
※0系は、東京、新大阪間はすでに1999年に運行を中止しているんです。

アイボリーホワイトのボディーにブルーのライン。
先頭車両の鼻が丸くて、なんだか顔のような愛嬌のあるフォルム。
今でも新幹線といえば、0系新幹線を思い浮かべます。
新幹線のアイコンともいえましょう。

また、走行時速210キロは1964年当時、世界最速。
日本よりはるか昔に鉄道が開通していたイギリス、アメリカに大きく水を開けることになったんです。

そんな初代新幹線は、日本の先端技術の粋を集めて作られたんです。
高速運転を可能にするため、車両のデザインには飛行機の航空技術を応用。
また、自動列車制御システムをはじめとした安全システムは、その後の超高速鉄道の開発に大きな道を開くことになり、フランスのTGVの手本となりました。

そして戦後復興のシンボルともなったこのプロジェクトには世界銀行から、8000万ドル(当時は1ドル360円換算で288億円)の借金をしたもののその後無事に返済。現在のODAの円借款の基礎概念となっています。

そんな歴史上、エポックメイキングな0系新幹線。
最後の営業運転となるあさって日曜日には、有終の美をひと目見ようと東京からも、大阪に足を運ばれる方もいることでしょう。

さよなら0系新幹線