「『ゲーテ』レストラン大賞 GOETASTE2009」 昨年、ミシュラン初上陸に際して、その星付けに真っ向から対抗した『ゲーテ』が、今年も宣戦布告!? 「ミシュランよゲーテに学べ!」と高らかにうたいつつ、独自のレストラン大賞を発表しています。ミシュランの星とはどう違うのか。
「最後の晩餐にもイブがある!?」 東京メトロのマガジン専用ラックで無料配付されているフリーマガジン。 最後の晩餐、そしてその前日に食べたいものを13組の著名人に聞いています。 さまざまな著名人に混じって、マンガ『ドカベン』の主人公・山田太郎が登場し、母の「日の丸弁当」を挙げているところに惹かれます。
「うさぎのしぐさ大集合」 「心の奥まで温まる! 湯のまち、食のまち、ロケのまち 大分へ。」 なんとドラマや映画のロケ地やロケーション情報を紹介する雑誌。この10月に公開になった映画『釣りバカ日誌19』の舞台・大分は、こうやって見ると、いろいろな映画のロケが行われていたんですね。新たな発見です。
「毎日がスペシャルな12月のワードローブ準備 予定の数だけ服がいる!」 気づくと、今週は長いタイトルだらけです…。イベントが多くなる12月は、女性にとってオシャレに気合いの入る月のようです。でも、予定の度に服を調達するのは、かなり大変だと思いますが、いかがでしょうか?
おいしいものを食べるだけで幸せを感じるものです。もちろん、この時期、雑誌は温泉特集が花盛り。それぞれの雑誌のカラーや読者層に合わせた温泉宿のセレクトに余念がありません。
「休みの取れた人からどうぞ あ〜、幸せの温泉」と、肩の力が抜けたホッコリ系のタイトルで勝負しているのは女性誌『FRaU』の12月号。
「本当にきれいになる温泉」「冬のおいしいものと温泉」という、女性にとっての永遠の2大テーマ、美と食から温泉を取り上げ、女心をわしづかみにしています。
一方、この1月号で休刊となる『マンスリー・エム』も特集しているのは温泉。
「お疲れのあなた! ここらで、ひと休み。やっぱり、温泉!」というタイトルから、最後の特集は温泉で疲れをとって…という編集部の思いが伝わってくるようです。
面白いのは、セレクトの基準。風呂良し、味良し、眺め良しの3点であること。
30代の男性をメインターゲットにしている雑誌だけに、最後の「眺め良し」は彼女と同行することを念頭に入れた要素だと思われます。
しかし、そんなセレクト基準など諸ともせず、とにかく冬は温泉とばかりに、温泉三昧の特集を組んでいるのは『リラックス じゃらん』12月号。
「サクッと温泉特大号」と冠がついたこの号では合計273軒を掲載しています。
メインは「料理がうまい! 冬の極楽温泉」。ズワイガニ、あんこう、とらふぐといった冬の味覚と温泉がセットになったページは、訴求力満点です。
とは言いつつも、私、ジョン・カビラがもっとも気になったのは、「人気温泉地裏ニュース」ページで紹介されている、長野県・白骨温泉の温泉を使った「温泉粥」。
最近、白骨温泉を訪れた知人が絶品だと言っていたのですが、この温泉粥をアレンジした、おやきとコロッケが、宿の女将で組織する白骨温泉旅館組合の女性部により開発されたそう。一体、どんな味なのか、かなり興味津々です。
最後に温泉ブームの立役者で、「源泉かけ流し」などの言葉を作った温泉ジャーナリスト野口悦男さんのご冥福をお祈りします。