2008/12/5 世界のグリーティングカード事情

  1. NY. CM会社社長のジェフ・マーレーさん

    アメリカのグリーティング・カードは日本で言う年賀状と同じ。家族や親しい友人に自分の近況を知らせるために送るので、最近は家族の写真をプリントしたカードを送ることが多い。必ず手書きでメッセージを書いていたけれど、マーレーさんの場合、会社を経営しているので、取引先など500件に送る必要があり、印刷所にすべて任せてしまう状況。少し味気ない気もしている。

  2. イエメン、首都サヌア 国際協力関連のお仕事三谷千花さん

    イエメンでは、グリーティングカードを送る習慣自体はなかったけれど、イスラム圏の人たちは結構異宗教にも寛大で、友達がクリスチャンならクリスマスカードを、日本人にならニューイヤーカードを書く、などということも特に抵抗ないよう。郵便制度があまり機能せず、郵便の宅配はないので、カードを郵送する、ということはあまり一般的ではない。

  3. ムンバイ 現地でコーディネーターをされているハリー・チェンさん

    インドは旧英国領であったので、グリーティングカードを送る習慣は昔からある。そうはいったものの、ある程度教養のある人たちに限ったことで、一般の人たちにはカードを送るということは見られない。