ソーラーカーが、初めて世界一周を達成しました。
このソーラーカー、17ヶ月前にスイスを出発してから世界38ヶ国、5万2千キロを旅して、今回、ポーランドで行われている国連の気候変動会議に戻ってきました。
運転したのは、スイス人の教師、ルイス・パルマーさん36歳。
パルマーさんは、スイスで作られたこの車を“スイス・タクシー”と命名。
というのも、ソーラーカーの性能を知ってもらうために、行く先々で千人ほどの多種多様な人たちを車に乗せていたから。
「ガソリンを1滴も使わずに世界一周したのは、この車が初めてです。環境に優しく、経済的で、性能も全く問題ありません。すぐにでも実用化したほうがいい。」 と語りました。
環境省は、「国内カーボンオフセット」の第一号を 高知県が申請した、と発表しました。
カーボンオフセットとは、自分の努力で減らすことができないCO2について、別の場所で削減したCO2と相殺する仕組みです。
これまでは、相殺する対象は、国連が認証した「途上国での事業」に限られていたのですが、、、環境省は 一定の条件を満たしたものについて「国内での事業」も対象とすることにしました。
この第一号を申請したのが、高知県。高知県の計画は、、、、県内の工場で石炭を 森に放置された木材と交換することで二酸化炭素の排出を減らす、というもの。
この削減分を、首都圏で商業施設を運営するルミネが購入。
社員の通勤によって発生するCO2と相殺=オフセットする、ということです。
ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長とマンハッタン、ブロードウェイの劇場のオーナーなどがCO2の排出削減に取り組む「グリーン化宣言」をおこないました。
街を照らす照明を省エネタイプの電球に取り替えること、劇場の舞台で使う道具、背景などを再利用すること、衣装は冷たい水で洗うことなどに 取り組むそうです。
(省エネルギー・センターの資料によると) 家庭での電気消費、、、
エアコンに次いで多くの量を消費するのが、照明と冷蔵庫です。
買い替えの際は、省エネ・タイプのものを選びましょう。
消費電力も電気代も節約できます。