夜になれば、街中にイルミネーションがあふれる、そんな季節ですね。
そして、今夜から始まるのが、東京を光のきらめき、光がもたらすやすらぎで包もう、というコンセプトの「光都東京 ライトピア」です。「光」の「都」と書いてコウト。
地球、環境、平和」をテーマに、12月28日の日曜日まで、東京の中心である、皇居外苑、大手町、有楽町エリアで、さまざまな光のインスタレーションが、冬の東京の夜に暖かい明かりを与えるこのイベント。
皇居外苑、和田倉噴水公園では、「アンビエント・キャンドル・パーク」と題して、千代田区の小学生、そして著名人が「地球、環境、平和」をテーマに描いたり、メッセージを書いた灯篭のようなランプ700個が並びます。
「嘘だらけの世界」という意味のタイトル、World of Lies。
世界規模のテロをもくろむテロリストを洗い出すため、アメリカの諜報機関、CIAから中東に送り込まれた工作員。
彼らに求められるのは、「どれだけ重要な情報を手に入れるか」、ということのみ。情報がすべて。
そんな世界で、有力な情報を得るために生きるか死ぬかの駆け引き、だましあいの戦略が繰り広げられる、というアクション・サスペンス映画。
原作は、10年にわたりCIAと中東を取材したジャーナリストによる「Body of Lies」。
出演は、一瞬の油断も許されない諜報活動にあたるCIAの工作員役にレオナルド・ディカプリオ。
そしてCIAの本部、ワシントンから、ディカプリオ演じる工作員に指図を出す司令塔に、ラッセル・クロウ。
「グラディエーター」でアカデミー賞受賞。 今回は、なんと20キロも体重を増やして役に臨んだそう。
監督はリドリー・スコット。「グラディエーター」でアカデミー賞ノミネート。
「アメリカン・ギャングスター」が記憶に新しいところ。
また、私たちが暮らしているこの世の中。
真実と思っていることが、実は、さまざまな嘘、偽りによって成り立っているのかもしれない。
ラッセル・クロウは、「CIAのような組織が偽装工作をするその裏で、どんな犠牲が払われているのか、それを伝えたかった」と語っています。
映画「ワールド・オブ・ライズ」は、あす、土曜日、20日から丸の内ピカデリー1ほか、全国ロードショーとなります。