フリースタイルスキーのW杯モーグル第1戦はきのうフランスのメリベルで行われました。上村愛子は女子デュアルモーグル決勝トーナメント1回戦で、トリノ五輪金メダリストの強敵ハイルといきなり対戦して敗退。エアに迫力を欠き、スピードがなく「初戦なので空回りした」と悔し泣き。
昨年6月に左ひざを手術したタイガー・ウッズ、昨日約半年ぶりに記者会見に姿を現し「順調に回復していて、来年は出場できるようトレーニングに取り組んでいる」と話しましたが、具体的な時期は語りませんでした。また、PGAツアーで最もウッズと親しいマーク・オメーラは、先月ウッズとランチを共にしたことを公表。おそらく2月末か3月始めのツアーから、マスターズをめざすのでは、とコメントしています。パターやチップショットは出来るが、フルスイングをする状態には、早くて来年1月までかかりそうだとか。
東京の夏季五輪招致委員会は、きのう都庁で理事会を開き、マラソンについて国立競技場をスタートし途中10キロの周回コースを3周、中央区晴海に建設予定の五輪スタジアムにゴールする開催計画を決めました。周回コース案は、運営費節約や、観客が3度レースを見られる事などを理由に国際陸連が要望。
他の競技の会場など詳細な開催計画を来年2月にIOCに提出します。
世界的な金融危機による景気後退で、スズキとスバルが相次いで自動車の世界ラリー選手権(WRC)からの撤退を発表しましたが、現状で残ったのはシトロエンとフォードのみ。フォードは現状では継続の方針ですが、参戦を疑問視する声もあり、シトロエンだけになると、メーカー対抗の興味がなくなってしまいます。日本での大会(ラリージャパン)は、今年約50万人を動員。隔年開催のため来年は行われませんが、運営側が継続したいとしているものの、1年半後の状況はかなり不透明なまま、と言えるでしょう。
一方、F1世界選手権から撤退したホンダ・チームの買収について、その前身「BARホンダ」で2004年まで代表を務め、佐藤琢磨の育ての親のデビッド・リチャーズ氏が前向きな姿勢を示しました。国際自動車連盟は来シーズンのF1参戦費用を、30%以上削減する改革を断行。リチャーズ氏が率いるプロドライブ社は、共同参戦していたスバルがWRCから撤退したこともあり、資金面でも余裕ができたのがその理由です。ホンダは有資格者にタダ同然でチームを売却譲渡するとしているので、現実味のある話といえるでしょう。
また、全工場での最低1カ月の生産中止を発表したクライスラーですが、ロイターによると、昨日クライスラーの経営幹部が現在ダッヂ・ブランドで参戦している、NASCARに関して、30%程度の経費削減をするものの、撤退はしないと明言しました。またランキング34位のドライバーである、ダッヂのロビー・ゴードンですが、来年はトヨタとの契約に合意。
TOYOTA CAMRYが、NASCARでもう一台増えることになるかも知れません。