2008/12/26

  • 『Tarzan』525号

    「3ステップ筋トレ1・2・3!」
    俳優の伊東英明さんが、見事な肉体美を表紙で披露しています。久しぶりですね、『Tarzan』の表紙を有名人の肉体美が飾るのは…。ちなみに、伊東さんはこのナイスバティを持ちながら、ほとんどダイエット経験はないそう。うらやましい。

  • 『リラックスじゃらん』1月号

    「クチコミで大評判! 強運神社2009」
    年末年始らしい企画です。せっかく初詣でに行くなら、金運や恋愛運アップに御利益のある神社へ、ということらしいですね。この中の「星座別イチ押し強運神社」で、占星術家のルネ・ヴァン・タール・ワタナベさんが登場。

  • 『現代農業』1月号

    「2009年 堆肥栽培元年」
    実は化学肥料が高騰中。昔ながらの堆肥を活用する農家が増加しているらしく、この農業専門誌では、2009年を堆肥栽培元年と位置付けた模様です。気になるのは「堆肥は部分施用がおもしろい」のコーナー。「ウネだけ堆肥」「ちょっとだけモミガラ堆肥」といった控えめなコピーに、ハートをわしづかみされてます。

  • 『VERY』1月号

    「冬の奥サバ、ファイナルLESSON」
    奥サバとは、コンサバなファッションを好む奥様のこと。関サバや松輪サバではありません。『VERY』は、名コピーの宝庫。奥サバ以外にも「奥サワンヌ」「エレカ様」など、不思議なネーミングがいっぱいです。「奥サワンヌ」は、自由が丘や奥沢で犬の散歩をしているVERY世代の女性のこと。「エレカ様」はエレガントにベビーカートを押すと評判のモデル、沢登エレカさんの通称。
    結婚報道の彼女をもじった架空のキャラなんでしょう。検索しても出てきません!?

一年の締めくくりに忙しい時期です。もちろん雑誌も同じ。2008年を振り返りつつ、2009年を展望する企画が、多くの雑誌の誌面を彩ります。中でも、興味深いのは、2008年に活躍した人々の記事。Men もしくは Woman of the yearという言葉を見ると、つい気になって見てしまうものです。

『日経WOMAN』1月号は、2008年もっとも輝いた32人の女性を一堂に紹介する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」を特集。今回で10回目を迎える人気企画なんですね。

ヒットメーカー部門、キャリアクリエイト部門、リーダー部門といった3つのカテゴリーに分かれているところ、また、各人のキャリアの軌跡を記したキャリア・チャートや、20代・30代にしてよかったことなどを合わせて掲載しているあたりに、女性向けビジネス誌らしさを感じます。ちなみに、各部門の上位者15人の中から、審査員5人と編集部が審査して決定する総合ランキングの1位はヒットメーカー部門1位にも輝いた、ユニクロの執行役員である白井恵美。

一方、2008年、日本を奮わせた男性を特集したのは『GQ』2月号。こちらは今年で3回目の開催だそうです。北野武さん、松本潤さん、NIGOさん、村上隆さん、世界のナベアツさん、朝原宣治さんと、映画監督からタレント、アーティスト、アスリートまで、幅広いジャンルからノミネートが特徴。
それぞれの人にインタビューを含む4ページを割いた渾身企画になっています。

これら、いかにも硬派な企画に対し、「2008年の顔、100人がキターッ!」というポップなタイトルが踊るのは『ぴあ』1月8日号。織田裕二さんの物マネ「キターーーッ」でお馴染みの山本高弘さんが、目薬を持って扉に登場しています。

総勢5282人の読者による投票形式。その1位に輝いたのは、嵐でした。
バラク・オバマ次期アメリカ大統領、ソフトバンクのCMで人気の北海道犬、カイくんがエントリー。「キターーーッ」がポイントなので、麻生太郎首相や福田康夫前首相といった、人々が入っているのも、ご愛嬌なんでしょうね。