スポーツ報道をする在京のテレビ、ラジオ、新聞、通信社のスポーツ記者の選考委員が選出する日本プロスポーツ大賞に、石川遼選手が選ばれました。
今年1月にプロ転向後ツアー初勝利を17歳1ヶ月の最年少記録で達成し、賞金ランク5位とシーズンの最後まで、ギャラリーを沸かせました。
「自分にオフはない。無駄のないよう毎日練習したい」とコメント
経営破たんしたTribune社がシカゴ・カブス株を売り払うのに続き、New York Times社がレッドソックス株売却の噂。これを強く否定していたものの昨日、Wall Street Journaltが売却を報じました。来年5月に4億ドルの信用枠確保のため、新本社ビルを担保に2億2500万ドルを調達する予定で、さらに約2億ドルが得られるというレッドソックスの保有株売却に動く模様です。
きのう開かれた十両以上の関取による力士会で、体重測定。新入幕の山本山は、前回より4キロ減って248キロで、関取最重量の座を守りました。山本山は「4キロくらい関係ない。減った自覚はありません」とコメント。幕内力士の平均は前回より3.9キロ増の、157.1キロと重量化がすすんでいます。
来年3月の世界選手権代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権がきのう長野市のビッグハットで開幕しました。男子ショートプログラムは、2年ぶりの出場で初優勝を狙う織田信成が86.45点でトップに立ちました。
冒頭のトリプルアクセル、続く連続の3回転ジャンプに3回転フリップも難なく決めました。着氷に不安はなく、安定感はたっぷり。昨シーズンは酒気帯び運転の不祥事でシーズンを棒に振り、先月のNHK杯で復活優勝を遂げた後も、不安は消えなかったそうです。「長野に入ってからも、緊張が消えなくて…」。
精神面とは裏腹に、コンディションは万全。陸上トレーニングに重点を置いて調整したことで体の切れが増し「きちんと調子を上げられた」とコメント。
一方2位の19歳、優勝候補に挙げられ、初優勝を意識していた小塚崇彦は「体が動かなくなるくらいの緊張感」に襲われ、滑りに持ち味のスピード感がなく、ジャンプでもミス。首位の織田に9点以上の大差をつけられ「全日本選手権には魔物がいる」とつぶやいていました。
急成長の小塚を抑えて首位に立った織田は「若い選手に追われているという気持ちが70%。自分が追う気持ちが30%」。高橋大輔と共に男子フィギュアを引っ張ってきたプライドと、ブランク明けのチャレンジ精神がうまくマッチしているようです。
今日は男子自由、女子SPなどが行われ、3連覇を狙う浅田真央選手や、フリーで4回転サルコウを繰り出すのかが注目される安藤美姫選手が登場。