2009/1/2

  • 史上初の三つ巴戦、1位から3位までが1秒差以内の大混戦

    群馬で行われた第53回全日本実業団対抗駅伝競走大会は、ゴール直前まで3チームがなだれこむ大接戦となり、富士通のアンカー・松下が粘る2チームを振り切って9年ぶり2回目の優勝を飾りました。また富士通の藤田敦史はレース後、3月22日の東京マラソンに出場し、8月の世界選手権代表を狙う意向を明らかにしました。2000年12月の福岡国際マラソンで2時間6分51秒の当時の日本最高記録を樹立したものの、その後は故障で低迷していました。

  • 花園の高校ラグビー、ベスト8が出そろう

    東大阪市の近鉄花園ラグビー場で開かれている第88回全国高校ラグビーフットボール大会でいよいよベスト8が出そろいました。佐賀工と茗渓学園の対戦は前回の3回戦に続いて得点、トライ数ともに同じで抽選で決着を決め、佐賀工が準々決勝に進みました。2連覇を目指す東福岡も順調に勝ち進んでいます。ノーシードで唯一勝ち残った京都成章は、御所工・実と共に初のベスト8進出を果たしました。他には大分舞鶴、常翔啓光学園、国学院久我山、流通大付属柏も3日に戦います。

  • 慣例を破り現役オリンピアン、クリス・ホイ選手にサーの称号

    北京五輪の自転車競技で、チーム・スプリント、男子スプリントそしてケイリンの3種目で金メダルに輝き、BBCスポーツで「今年の人」に選ばれたクリス・ホイ選手がサーの称号を得る事になりました。大英帝国勲章には5段階があり、サーと呼ばれるのは上位2つのレベルのみ。今まで現役選手は対象外でした。2012年のロンドン大会ではサー・クリスとして出場する予定。

  • いよいよ8時にスタートした箱根駅伝

    第85回東京箱根間往復大学駅伝は今日と明日、大手町と箱根・芦ノ湖駐車場を往復する10区間217.9キロのコースで行われます。前回10位以内のシード校と予選会を勝ち抜いた13校に関東学連選抜を加えた23チームが競います。
    上位校には実力の差がない混戦模様。その中でも連覇を狙う駒澤大や復活を期する早稲田大が優勝候補と目されていますが、東洋大や山梨学院大にも十分チャンスがあるといえるでしょう。
    勝負どころはこのあとの2区と5区。特に花の2区とも言われ、エース級が投入される区間では、山梨学院大のモグス、日大のダニエルの両外国人に駒大の宇賀地、中央学院大の木原などの日本人エースがどこまで食い下がれるのかが注目されます。今年もまた、ここでゴボウ抜きが展開されるのでしょうか。
    また高低差が約800mもある5区では、東洋大の新星1年生柏原竜二選手に注目。
    自ら志願して前半の最終ポイントの山登りの5区に挑戦しました。「山の神」と称された今井正人選手が一昨年に樹立した区間記録更新を狙います。
    チームでタスキを受け継いで、個人が棄権することがチームのリタイアとなるプレッシャーがかる団体競技のEKIDENは、いまや世界用語となっています。