2009/1/16 世界の成人事情

  1. アメリカ、CM製作会社を経営されているジェフ・マーレーさん。

    アメリカでは成人式というものがないので、それぞれが大学を卒業するなり、学業から離れ、仕事に就いた年をもって大人とみなす感じ。
    資格の面でいうと、運転免許は16歳から。兵役、喫煙、選挙権は18歳から。
    この18歳というのが多くの青年にとり節目となる年齢のよう。
    ギャンブル、飲酒ができるのは21歳から。

  2. セネガル サン・ルイにお住まいの馬野晶子さん

    18歳になると選挙権がえられ成人とみなされる。

    セネガルは住民の9割ほどがイスラム教徒なので、大人になる=まずイスラム教の戒律を守ることが第一。
    学生、子どもの時は学業に影響がでるといけないのでラマダンはしなくてもよかったけれど大人になると断食をまずしなくてはいけないことになる。
    そのほか、運転免許も18歳から。小さい頃からみな労働力として駆り出されているので、大人になったからといって仕事の義務があるというわけではない。

  3. オランダ南部、アイントホーフェンで食事療法関連のお仕事をされているエリーヌ・スエーブルスさん

    大人とみなされるのは18歳から。運転免許も選挙権も18歳で得ることができる。

    成人式のようなものはない。飲酒は16歳からワインとビール(軽いアルコール類)、18歳からウィスキー、ジンといったアルコール度の高いスピリッツ系。
    タバコも16歳になってから。それは、おそらく、ヨーロッパ全体的に15歳までが義務教育で、16歳からは自分の意思で進路を決める判断力を持つという意味から、喫煙に関しても良識を持って行うことができる、という見解なのでは?