2009/1/16

  • 『AERA』1月19日号

    「CIAを敵に回した男 実はヘナチョコだった西側の元締」
    全米興業で007シリーズ史上最高記録を樹立した『007/慰めの報酬』。

    日本でも、24日から公開予定ですが、ジェームズ・ボンドのようなカッコいいスパイはなかなか実在しないようですね。

  • 『FINEBOYS』2月号

    「ナイーブな男子系に注目! 萌え男子のつくりかた」
    「イケメンの新機軸! フェミキュートなBOYSがネクストブーム!」らしいです。
    男子大学生をターゲットにしている雑誌なのに、なぜか女子目線。
    やっぱりモテたい男の性なのでしょうか。

  • 『Bicycle Magazine』2月号

    「自転車と暮らす」
    隔月刊の自転車ライフスタイル誌。ガレージから寝室、和室まで、とにかく自転車で埋め尽された写真の数々。一緒に暮らすというよりは、自転車の部屋に間借りしている印象すらあります。

  • 『STORY』2月号

    「あなたの街に『変身! マジックバス』が行く!」
    読者を理想の自分に変身させる変身バスがSTORY編集部から出発。

    「一日限りでいいから、海外セレブになって街の視線を独り占めしちゃいたい号」や「10歳無理なく若返るタイムマシーンにお願い号」など全9号が、東京、名古屋、大阪に出没したそうです。

女性雑誌が売れるファクターの一つに、ダイエット、占い、恋愛といったキーワードがあります。 中でも、四季折々に特集が組まれるのが占い。

ほとんどの占いが、長くて1年、通常は3カ月という期間限定だから、定期的になるのが当然のようです。新しい年を迎えたばかりのこの時期は、女性誌ならずとも占い特集を組む雑誌が増えています。

女性誌の代表としてピックアップしたのは、『FRaU』2月号。
「2009年 新しい私になって 星座と運命」というタイトルに、新しい年に賭ける女心を感じます。心理占星術研究家の鏡リュウジさんや、オリエンタル占星術の
水晶玉子さんら、女性に人気の占星術家による占いをベースに、血液型、手相、香水占いなどを網羅。安定感が魅力です。

それとは対照的に、個性的な占いで勝負しているのは情報誌の『TOKYO1週間』。
飛び道具満載というのは「09年ハッピー ギュンギュン占い+フォーチュン診断」というタイトルからも、想像がつくというもの。おかま占い師ラブちゃんによるジェンダー占いに、守護県占い、牛占い、耳占い。耳占いには、開運耳体操の情報。これなら占い初心者の男性でも気軽に楽しめるかもしれません。

しかし、上には上がいるものです。それは健康雑誌『壮快』2月号。実は『壮快』は今日、最新の3月号が発売なのですが、その名はずばり「お顔占い」。
沖縄在住のお顔占い名人。 「沖縄の兄」こと城本芳弘さんの協力のもと、幸運をよぶ顔の見方と、自分でできるお顔占いが登場しています。

顔の形や、目、鼻、口といったパーツの特徴などで、運勢を占う、お顔占い。
ニキビや吹き出物ができる位置で占う「吹き出物占い」も付いています。
楽しいのは、顔の形やパーツの特徴を3つのイラストからセレクトし、合計点で自分のタイプをみるチェック表。子どもの頃の遊びを彷佛とさせる懐かしさです。

そして、珠玉は「こんな顔にご用心」のイラスト。ずるい人、女たらし、詐欺を働く人などが、その特徴とともに描かれているのですが、いやぁ、確かにいますよ、こういう人。このスタジオの中にもチラホラ、だったりして。。。
くわばわくわばら。