2009/1/30 世界の自動車販売事情

  1. ロザンゼルス在住のリーソル・ウィルカーソンさん

    中古車を自動車販売店を通してではなく、個人取引で買うという人が三年前と比べ10%以上増えているとの統計もある今のアメリカ。消費者の多くは中古車販売店の ウェブサイトを見て比較するようになっている。自動車メーカーの正規販売店は、店頭に中古車の在庫を抱えることなく、すべて自動車メーカーの倉庫にある。 そしてユニークなのが、韓国のヒュンダイの販売店では、新車購入者に対して一年以内に無職になった場合、その車を買い戻すというサービスを開始。

  2. ドイツ、ベルリン、日本旅行ガイドのウォルフガング・バウアーさん

    ドイツ政府として自動車税の免除、中古車をスクラップにすることで奨励金を出したりして新車購入を後押ししている。
    (※ヨーロッパ最大の自動車市場であるドイツで11月の新車登録台数が急減し、先行きに一段と大きな影を落としている。11月の新車登録台数は18%近く減少。
    通年の登録台数は1990年の東西ドイツ再統一以来、最悪の水準に落ち込む見通し)

  3. インド、ムンバイでコーディネーターをされているハリー・チェンさん

    インドでは、日本と同じようにプレゼントキャンペーンをするのが多い。
    ほかにも無利子のローンを組んでくれたり、コンサートへの招待、宝くじのプレゼントなどをしている販売店もある。飛行場で到着ロビーのすぐそばに新車をディスプレイーするというしかけも。