「スクープ・ワイド 男と女のテポドン発射!」
金正日総書記を筆頭に、宮崎あおいさん、漢検理事長などが名前を連ねていますが、テポドン発射というタイトルは、かなり過激。穏やかじゃないです。
「女は腰、よね!」
3月公開の映画『ヤッターマン』のドロンジョを演じる深田恭子さんが表紙。
衣装もセクシーですが、特に気になるのはカバーストーリーの最後のページ。
素肌の上に身につけた“洋服の腰のあたりにトイプードルを入れた写真”が掲載されています。
「マタニティデニム ブランド別10本勝負!」
表紙つながりで思わず選んでしまいました。 こちらに登場しているのは、あのリア・ディゾンさん。
週刊誌のグラビアから、妊婦さんのための雑誌へのシフト。
華麗なる転身ですが「ポイしないで下さい」と言われた男子はどうすりゃいいの。
「勝手に観光協会が選ぶ 遺したいニッポン100」
1997年、みうらじゅんさんと安齋肇さんによって結成された「勝手に観光協会」、通称KKK。
勝手に各地を視察し、勝手に観光ポスターやご当地ソングを作る彼らが、昨年12月、ついに47都道府県の視察を達成したそうです。
それを記念して、発売されたのが、このじゃらんムック。全編に流れるマニアな感じがお二人らしい。
首都圏ほかのセブンイレブンでの限定発売です。
春めいてきたとは言え、まだまだ寒さが身にしみる季節。あまりの寒さに、日本酒をキュッと一杯いきたい、なんて夜もありますよね。
雑誌の編集者にも、そんな人が多いのでしょうか。現在、発売中の料理雑誌でも軒並み「日本酒」を取り上げています。
「通が選んだ日本酒ベスト」と題し、各界の日本酒好きに、注目の日本酒と酒蔵を教えてもらっているのは『食楽3月号』。
前半は、漫画家のラズウェル細木さんやエッセイストで利き酒師の葉石かおりさんら5名による座談会形式で、各人のオススメ日本酒を紹介。後半は日本全国からセレクトした日本酒25銘柄が、ボトルの写真とともにカタログ風に掲載されています。
一方、今や日本酒が「SAKE」として、人気を博しているフランス。グルメの国から、2006年世界ソムリエチャンピオンのオリヴィエ・プシェさんら、ワインの専門家 合計5人が来日し、酒蔵を巡るという企画で勝負しているのは『料理通信』3月号。
北は岩手から西は山口まで5県をまわる精力的なページです。
やはり真打ちは『dancyu』3月号。全70ページ以上の大特集を組んでいます。
前半は2009年版dancyu「日本酒」選手権と題し、作り手から値段、飲み方、地方限定など、さまざまな角度から日本酒にアプローチ。
後半では、そんな日本酒を家飲みする時のおつまみレシピを紹介しています。
日本酒好きな人をたてて、その人にオススメの銘柄を聞く。ボトル写真とともに、商品情報とコメントなどを掲載するという体裁は、まぁ、どの雑誌も同じ。
でも、不思議なんですよね。 同じように日本酒を紹介していても、蔵元や杜氏といった作り手の顔が見えると、途端にその銘柄が美味しそうにみえてくる。
よくスーパーなどで生産者の写真がパッケージに入っている野菜がありますが、あれと同じ感覚なんでしょうね。