タイトルの「P-GIRL(パーティ・ガ−ル)はキラキラがなくちゃ始まらない!!」や「輝きインパクトで1キラッ投入」など、ギャル系雑誌は相変わらずキラキラブームですね。
雪が降ったり、冷たい雨だったりの今週。それでも暖冬といわれる今年の冬。
3月の声を聞いたばかりですが、雑誌界では、桜そしてお花見の情報が誌面で開花宣言を早くも告げています。
「感動! ニッポンの桜Best50」と題し、「超使える花見スペシャル」を組むのは、『アクティブ じゃらん』4月号。観光・おでかけガイドらしく、超絶景桜、桜トンネル、夜桜など、絶好のお花見スポットを網羅しています。
なかでも、特に気になったのは、「桜職人を訪ねて。」のコーナー。
登場する佐野藤右衛門さん。桜を多く手掛ける植木職人さんで、桜守と呼ばれる方ですが、御年81歳とは思えないお仕事ぶりにしびれてしまいます。
マダム御用達の『家庭画報』は、タイトルからさすがです。
「春爛漫、名宿で花見の贅を 桜の宿、花の旅へ」。
名宿と銘打つだけあり、取り上げている旅館も一流揃い。
修善寺のあさばに、京都・花背の美山荘、長崎・雲仙の半水廬などなど。お部屋も料理も、もちろん桜も見事ですが、実際に泊まるとなると、気になるのはそのお値段。しかし誌面で眺めるだけでも、かなりの目の保養になると思われます。いいなぁ。
目の保養と言えば、『アサヒカメラ』3月号の桜の写真はすばらしいですよ。
秋山庄太郎さん、入江泰吉さんら、巨匠写真家が撮影した桜の数々。これらを見て、カメラ小僧魂に火がついてしまった人には、同じ号の「大人の表現力講座」へ。「桜を撮る あなたはコッテリ派? アッサリ派」と題された企画では、淋派もびっくりのコッテリ派と、山水画や墨絵を彷佛とさせるアッサリ派の表現方法を伝授。同じ桜でも、撮り方ひとつでこんなにも表情が変わるものなんですねぇ。
それにしても、コッテリ派とアッサリ派と聞いて、ラーメンを思い出したのは私だけではないはず。