都立日比谷図書館。
広く一般の人が本に親しむことができる、公立の図書館の先駆けとして、明治41年、1908年に開館してから、100年なんですね。
当時から子供用の閲覧室が設けられていたことも、注目されました。
そんな日比谷図書館、この7月から、管理業務が東京都から千代田区へと移ることになり、3月をもって図書館はいったん休館となります。
それを前に、今日、3月6日から3月31日まで、日比谷図書館100周年を祝うイベントが開催されます。
図書館が所蔵する1万5千枚を超えるLPレコードのコレクションから選んだレコードのコンサートや、所蔵する16ミリ映画フィルムの上映も予定されています。
100年も前、ビジネス街になる前から、日比谷、霞が関の町を見つめてきた日比谷図書館。
その最後の1ページをめくりに、週末訪れてみてはどうでしょう?
先月行われたアカデミー賞で、主演女優賞を含め4部門に5人がノミネートされた話題作です。
主演女優賞にメリル・ストリープ。
助演男優賞にフィリップ・シーモア・ホフマン。
助演女優賞にはふたり! エイミー・アダムスと ヴィオラ・デイヴィス。
そして、脚色賞にジョン・パトリック・シャンリィが ノミネートされました。
舞台は、1960年代なかばのニューヨーク。
ケネディ大統領の暗殺、マーティン・ルーサー・キング牧師による公民権運動と、アメリカ社会が揺れ動いていた時代です。
メリル・ストリープが演じるのは、規律を重んじるカトリック学校の校長。
彼女が「疑い Doubt」を持つんです。
フィリップ・シーモア・ホフマン演じるカトリックの神父と 黒人男子生徒が「好ましくない関係」を持っているのではないか??
疑いは、疑いのままなのか、それとも、真実なのか。。。
カトリック学校の校長。 そして、自分にかけられた疑いを晴らそうとする神父。
メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマン。
このふたりの演技。 すごいです。。。
アメリカの演劇界で高い権威を持つトニー賞とピュリッツアー賞をW受賞した舞台劇が原作となった映画「ダウト あるカトリック学校で」。
ラストはどうなるのか??
「疑い Doubt」の行方ははたして??
是非、劇場で確認してください。
「ダウト あるカトリック学校で」は、明日3月7日、土曜日から、「TOHOシネマズ・シャンテ」ほかで 全国ロードショーとなります。