2009/3/13

  • 『Tarzan』530号

    「30歳からのカラダ作り!」 横浜Fマリノスの中澤佑二選手のセミヌードが表紙を飾ります。 いやぁ、確かにいいカラダしています。それにしても、「年齢は言い訳にならない」というサブタイトルは、グサっときますね。
  • 『AneCan』4月号

    「ありがとう♥創刊2周年!」 押切もえさん、蛯原友里さんらが専属モデルを務める人気の女性ファッション誌。 『CanCam』のお姉さん版として創刊されて、もう2年が経つんですね。最初は姉キャンという言葉に、不思議な感じがしましたが、今では何の違和感もなく…。 もし、兄キャンが出ても、きっとビックリしないと思いますよ、今なら。
  • 『散歩の達人』3月号

    「東京 大人の『喫茶店』」 カフェではない、喫茶店という響きが昭和を感じさせます。老舗、喫茶店カレー、懐かしのマッチまでを網羅。 中でも興味深いのは、「宝あふれるお城喫茶」。 そうなんですよ、妙に調度品がロマネスク風だったりする、きらびやかな喫茶店ってありますよね。あの豪華さはオーナーの好みなんでしょうね。
  • 『日経ヘルス』4月号

    「春こそ解毒! カラダ再生プログラム」 ここ数年、「解毒」や「浄化」を意味する「デトックス」が誌面を賑わせていますが、これだけ単刀直入に「解毒」と言い切られると潔い。 不規則な生活などで溜まった毒素がいっぱい身体の中にあって「早く解毒しなきゃ」という脅しに思えます。

昔から、女性に年齢を聞くのは失礼と言いますが、実際のところ、当の女性方はどう考えているのでしょうか?
「何も気にせずに答える」という人もいれば、「絶対に言いたくない」という人もいるでしょう。

一般的に、世の女性の多くは、実年齢よりも若く見られることを喜ぶようです。
そして、若くい続けるための努力を怠らない。そんな傾向を意識してか、女性誌の中には、年齢を超えた美しさを提唱する雑誌も。

その名も「年齢不祥な女になる7つの方法」というタイトルで勝負しているのは『CREA』4月号。「今どき30代は20代よりキレイになれる」というサブタイトル。
過ぎ去った20代よりも美しくありたい!!と願う30代女性の気合いが感じられます。
ちなみに7つの方法の中には、メイク法から発想法まで幅広いメソッドを集約。
年齢不祥な憧れ女性として、大地真央さん、永作博美さん、原田知世さんらの名前が挙がっている点も注目です。なるほどねえ。

一方、40代の女性をターゲットとする『クロワッサン』は、もうひとひねり。
「いつも若くておしゃれ センスアップ術」の特集は、年齢や体型の変化を知り、それらを楽しむことを提唱。流行に左右されることなく、あくまでも自分らしいスタイルをもつことが大切だと説いています。今、最も元気なアラフォー世代は、自分らしさの追求に余念がないようです。

しかし、そんな日本女性をしり目に、フランス女性はもっとすごかった。
『FIGARO japon』3月20日号の特集は、ずばり「女は年をとるほど美しい。」。
60歳を超えてもキュートな魅力を持ち続けるジェーン・バーキンに、55歳にはとうてい見えないイザベル・ユペールら、年齢を重ねるほどに美しく輝く9人のフランス女性が、そのモデルとして登場しています。

ただ不思議なのは、年齢など気にしない、むしろ年をとって成熟した方が魅力的だと説く彼女たちの誰もが、年齢不詳そして年齢よりも若く見えるという点。
年齢を気にしないから若くいられるのか、若く見えるから年齢を気にしないのか?
いずれにせよ、女性にとって年齢は永遠のテーマには違いないようです。