2009/3/27 世界の引っ越し事情

今週のテーマは「世界の引っ越し」。

年度末。
社会人は転勤、学生は新入学などなどで引っ越しをするシーズンですね。
さて世界の引っ越し事情はいかにどうなんでしょう。

イタリアは家具付き、食器付きの家が多い

イタリア、フィレンツェ コーディネーターの小泉真樹さん。

引越しはフィレンツェで、年に1回くらいのペースでしています。 こんなに引越しすることが可能なのは、やはり家具付き、食器付きの家が多いから。
洗濯機や掃除機などの家電も付いているところが殆どなので、自分の衣料品や本などを動かすだけで大丈夫。

日本人は綺麗に使うし、お金の払いも良く大人しい。
日本人に是非家を貸したいという人は沢山いる。

イタリアはコネの世界なので、不動産屋よりコネで良いゾーンで見つかったりということがある。 引越し業者もあるが、皆自力で荷物を運ぶ事が多く、男の子の友達に手伝ってもらったりして先日13回目の引越を終えました。

との事。

マサイ族には「引っ越し」という概念がない?

ケニア、ナイロビ 獣医の神戸俊平さん

拠点はナイロビだけれど、活動しているのは首都から200キロ離れた田舎。 マサイ族たちの生活しているエリア。
マサイ族には「引っ越し」という概念はなく、雨がなくなる乾期になる3月から4月にかけて「移動」する。 水と草がなくなるため。住まいは牛のフンでできた家ですが、「移動」する際、すべてそのまま置いていく。そして雨期になるとまた戻ってくる。

との事。。。

香港の引越は白タクで

香港、ジャーナリストの富柏村さん

香港では、マンションの投資価値が大きいため引越し、転売がしばしば。
家主による転売や投資失敗による破綻でマンションが差し押さえになり、借り手が仕事を終わってマンションに戻ると、いきなり玄関に「差し押さえ済み」と書類が貼ってあり、鍵が取り換えられてしまっていて、部屋に入れなかったということも。

引越し業者については、日本みたいなおまかせのパッケージは皆無。
市街には「なんでも運びます」の白タクがあるので、これで引越しをすませることもできる。

との事でした。