• 『Ginger』5月号

    「冒頭提言/村上龍『日本の女性たちへ』」 休刊あれば、創刊あり。3月23日創刊の新雑誌。山田優さんと香里奈さんの、美女2人が表紙を飾ります。幻冬舎初の女性ファッション誌。村上龍さん、山田詠美さんが創刊にあたってコメントを寄せているあたりにが幻冬舎らしさ。
  • 『I LOVE mama』5月号

    「美ママの春じたく実況中継!!」 『ママナッツアゲハ』改め『I LOVE mama』が月刊化。『小悪魔ageha』を愛読するギャルがママになったら、こうなるんですね。表紙の「ギャル魂を持つママたちの新時代の幕開けです♥」の文字が心強い。少子化も吹き飛ばしてほしいものです。
  • 『MAMOR』5月号

    「国民が選ぶ好きな自衛隊装備品アンケート」 防衛省が編集協力。「国民とともに防衛を考える情報誌」だそうです。女性アイドルが自衛隊の施設で制服姿の撮影を敢行する、表紙とグラビアが一部で評判だそうで、今号は福田萌さんが初々しい制服姿を披露しています。
  • 『BRIO』5月号

    「石田純一『素足でこだわる靴選び』」 今月号から、新しい表紙キャラクターとして、俳優の沢村一樹さんが登場。 今回は初めてということもあり、大人しめですが、セクスィー部長、はたまたエロ男爵の異名をとる沢村さん。これからのはじけ具合が楽しみです。 目指すは、石田純一さん。素足で6ページをもたせられる俳優さんは、この人だけ。


もう来週は4月。明らかに着慣れないスーツを一生懸命着たフレッシャーズが街にあふれる季節ですよね。フレッシャーズに向け、そして年度が変わり心機一転、スーツを新着するビジネスマンに向けて、スーツ特集を組む男性誌をご紹介。

20代後半〜30代前半を対象としたコンサバ路線の『Gainer』。
4月号のタイトルは、「勝ち組スーツのちょっとした10CHANGES」です。
勝ち組へのこだわりがまだまだ血気盛んなお年頃。「春色ニットのレイヤードで育ちよく見せる」「さりげない光沢スーツで地味派手に」という10のお題にも、フレッシュな若さが溢れています。

一方、フレッシュな時代を過ぎ、ちょっと渋めのいい男を目指す『MEN'S EX』4月号は、「長〜く着られるから財布に優しい 買ってお得な10年スーツ」を特集。
10年着られるスーツの選び方を、色・柄、素材、デザインなどの各方面から解説しています。これぞ、まさに昨今のご時世を反映した企画ですね。

しかし、そんな世の中に蔓延する雰囲気を一掃する男性ファッション誌の存在を忘れてはなりません。もちろん、ちょい悪オヤジを自認する『LEON』。5月号では「だからアナタのスーツはつまらない」と、大人しくなりがちな読者に挑戦状を叩き付けています。ここでは、格好いいイタリアオヤジのスーツ姿を参考に、遊び心ある着こなし方を紹介。恋愛経験値の高い淑女の「オトコはスーツがもっともSEXY」という証言に基づき、休日もスーツを提唱しています。

記事を見てみると、スーツのインナーとして、ポロシャツ、デニムシャツ、パーカーなどをスタイリング。白ポロにはモモ色ストール、そしてコンバースのハイカットをコーディネートしています。確かにイタリアオヤジ的にはいいと思いますが、ジャパニーズビジネスマン的にはかなり難しいスタイリング。

ことほどさように、恋愛経験値の高い淑女が求める、スーツ姿がセクシーな男への道のりは険しい。まずは、石田純一さんを見習って、素足で靴を履くことから始めてみるっていうのはどうでしょうか?