今週のテーマは「出会いの春、世界編」。
このシーズンは特に、新しい出会いに満ちあふれています。
学校、職場、サークルなどなど。いわゆる歓迎会も多いのですが、こと男女間の出会いについても、チャンスが多いかも知れません。
しかし男性が男性同士を集め、女性が女性同士を集める「合コン」などというシステムは、日本独自のものなのでしょうか。
それなら世界では、どんな出会いのチャンスがあるのでしょうか。
自由ケ丘「ピッツェリア・バッボ・アンジェロ」のオーナー。 アンジェロ・コッツォリーノさん
素敵な女性に声をかけたり、口笛を吹いたりするのは当たり前のことで、無視する方が失礼にあたる。 日本人はそういうことをナンパというけれどそうじゃない。 もちろんそういうことを恥ずかしがるひともいるけれど、そんな男性が、出会いのチャンスを作るにはイベントを計画する。
イベントを計画すれば、まず人を集めなければならないし、いろんな人に声をかけることで男女の出会いのきっかけはふえる。
出会いの場というと、いわゆるパブ、バールには夜になると女性同士の客も集まる。
また、この時期、例えばフィレンツェからクルマで1時間くらいかけて、アドリア海の方に深夜にお茶だけしにドライブなんかもしたりする。
そういうことすべてがイベントで、家では家族と一緒にいるので、外に出る時間を大切にする。
サッカー観戦での出会いは盛り上がり方が違う。
その場で出会う人々は結婚しているとか、彼氏や彼女がいるとかとは関係なく盛り上がる。
ただひとつだけ、どんなに自分が好みの人がいても、相手チームのサポーターと仲良くなることだけはありえない。
インド、ムンバイ デザイン・プロデューサー、ハリー・チェンさん
インド人もロマンスを求めた出会いには積極的。
どこにでも人があふれているムンバイなので出会いの場はいたるところにある。
若いひとたちはコーヒーショップ。ビーチも。
どこの海も人が多いけれど、それでも二人になれる場所を確保していたりする。
バスや鉄道の駅も出会いの場。
日本の地下鉄以上にギュウギュウ詰めのなかで恋が生まれることもあるのがインド。
来週はとうとうテレビ・ドラマのタイトルにもなりました。
「世界の婚活事情」について伺います。ぜひお楽しみに。