2009/4/17

  • 『jane』2009年春号

    「Who is Tracy Anderson?」 『jane』は、『Tarzan』の女性版。今号の表紙で男前な肉体美を披露しているのが、トレーシー・アンダーソン。 マドンナやグウィネス・パルトロウのパーソナルトレーナーとして、いまやカリスマ的な存在なんだとか。さすがに見事な腹筋です。
  • 『おとなの週末』5月号

    「日本にある世界の旨安 料理店」 世界でも有数の美食の街・東京には各国の料理が味わえるレストランが集まります。 とは言え、ベラルーシ、レバノン、セネガルなど、かなりレアな国々の名を聞くと、さすがに驚きを禁じ得ない。サッカーは見ていても料理まではなかなか…。
  • 『FAMOSO』第1号

    「吉村作治教授が『世田谷大古墳』で世紀の大発見!」 ビートたけし編集長と所ジョージ副編集長が企画・編集・構成を行うフィクションスクープマガジン。 つまり、掲載されている記事はすべて架空です。 楠田枝里子さん、アルフィーの坂崎幸之助さんらゲストも豪華。 広告に見えるページもすべて編集しているよう、懲りようがすごいです。
  • 『日経トレンディ』5月号

    「安近短レジャー」 お金をかけずに楽しむための情報が満載です。 中でも興味深いのは、工場見学。 ANA機体メンテナンスセンターから、新日本製鉄君津製鉄所、宮殿と見間違えるばかりの日本食研の本社工場まで、子供でなくともワクワクする工場が並びます。

最近、外食を控えて、内食、つまり家で食事をする人が増えているそうです。
中には、お惣菜などで手軽にすませる中食な人たちも。
そんな世相を反映してか、パン特集を組む雑誌がめじろ押し。 いつもの食パンではなく、有名ブーランジェリーのパンを食卓に並べることで、手ごろな価格ながらリッチな気分を味わいたいということのようです。

面白いのは、さまざまな雑誌ですでにパン特集が組まれているため、近ごろでは、かなりひねった企画が多いということ。

まずは『Casa BRUTUS』5月号。「全国徹底調査!! おいしいパン、個性的なパン屋さん」と題した特集では、週に一度だけオープンする瀬戸内海の島のほっこりパン屋さんや、小麦の自家栽培と自家製粉にこだわる神奈川県三浦のパン屋さんなど、確かに個性派を紹介。小山薫堂さんがプロデュースするお店も出ています。

一方、「パン&スイーツは、粉が決め手!」と、小麦粉にこだわったのは『料理通信』5月号。小麦粉に着目するあたりに、料理雑誌の気概を感じます。
人気のパン屋さんのパンとともに、それらの店で使われている小麦粉が写真で紹介されています。意外や、色の違いが明白。これだけ違えば、味もかなり違うんでしょうね。

小麦粉を学んだら、次に来るのはパン作り。主婦向けの生活雑誌には、いわゆるホームぺーカリーを特集するものも。
「すべて答えます! 『ホームベーカリー』ここが知りたい!」と題したのは『Mart』5月号です。
「レシピ通りのはずなのにうまく焼けない!」「カリッとしたフランスパンやリッチなホテルブレッドの作り方が知りたい!」といった読者の悩みに、一問一答形式で答える構成。

記事の最後の方には、パン焼き機5機種の比較ページもあるのですが、これを見ていて思うのは、パン焼き機の恐るべき進化です。しかしパン作りはトライしてもなかなか続かないのはどうしてなのでしょうか。