近ごろ、散歩をテーマにした本やムックが多いと思いませんか?
東京や鎌倉、京都といったエリア別から、古地図を使った散歩、下町グルメや建築を訪ねる
散歩といった目的別まで、さまざまなタイプがあるようです。
ハイキングや登山に比べて、装備も心構えも気軽。さらに健康的で交通費がかからないとくれば、雑誌も散歩を見逃す手はありません。
散歩雑誌の代表格『散歩の達人』は5月号がリニューアル記念号。 タイトルも、ずばり「東京とっておき散歩地図」。
商店街が充実した砂町・大島エリア、手軽に韓国気分が味わえる大久保エリアなど12の散歩コースを紹介。
スタンダードな中に、「23区踏破さんぽ」「珍名通り名 現場検証」といったマニアックな企画がまぎれているのが、いかにも散達です。
一方、電車の路線に沿っての散歩も定番。
よく取り上げられるのは、ほのぼのとした風情から、都電荒川線や東急世田谷線などですが、『世田谷ライフ』28号でフィーチャーされたのは東急大井町線です。
「大井町線ゆる歩き。」と題し、二子玉川から大岡山までの8つの駅のエリア情報を紹介。世田谷がテーマだけに、世田谷区内の駅が対象なのですが、今回は注目のパン屋さんが3軒もあるということで目黒区大岡山も特別にエントリーしたそうです。
そう言えば、最近、散歩している人と同じくらい多いのがランニングしている人。
東京マラソンの盛況ぶりや皇居の周囲を走っている人の多さを見ると、市民ランナーの増加をひしひしと感じます。
そんなランナー向けの雑誌と言えば、1976年創刊の『ランナーズ』。
6月号を見てみると、「目指すはワンランク上のランナー」として、「この春、ジョグだけトレーニングを卒業」とあります。
内容としては「話題のヤッソ800」に「その名も『ドカ走り』」など、ラン初心者にとっては謎な言葉のオンパレード。
ランナー向け雑誌の増加と相まって、今後も引き続きパトロールが必要ですね。
えっ、この番組のスタッフはじめ、J-WAVEのランナーズ有志は、日曜日に駅伝ですか。
いやはや、灯台もと暗しでした。