2009/5/8 世界のカジュアル・ブランド

今週のテーマは「世界のカジュアル・ブランド」。

銀座ではヨーロッパの高級ブランドの路面店が軒を連ねていることが1年前までは話題になっていましたが、最近はちょっと様子が違います。

原宿それも裏原宿でもなく、表参道でもない、神宮前交差点の近くにここのところつぎつぎとオープンするのが「ファーストブランド」とも「リーズナブルブランド」ともいわれる、カジュアル・プランドのフラッグシップ・ショップです。

日本の「無印良品」を皮切りにアメリカの「GAP」スペインの「ZARA」日本の「ユニクロ」のTシャツ専門「UT」スウェーデンの「H&M」イギリスの「TOP SHOP」そして先日「FOREVER 21」がオープンし、いちやく世界でも有数の激戦区になりました。

最近進出した海外ブランドのお膝元では、そのブランドはどのように捕えられているのでしょう?

ストックホルムで、「H&M」は若者から中年層までの間で絶大な人気

シャネルのデザイナ―であるカール・ラガーフェルドや、ステラ・マッカートニー、マドンナといった有名人にデザインを依頼することで、よりブランド力を上げてきた。
子供・若者からミドルエイジくらいまでの男女が、Tシャツやジーンズ、下着、カーディガンなど、主に、基本的な普段着を買う。とはいえ日本のように何千人も列をなして並ぶところまではいかない。

他国のブランドで、同様の知名度があるのはZARA。

LAで、「FOREVER 21」はティーンから20代、30代の女性に圧倒的な人気

LAで誕生し、すべての商品を、LAのダウンタウンにある、韓国人経営の卸から仕入れているのが特徴。
1984年の創業時から、韓国のアパレル産業によって支えられてきたといっても過言でない。