今週のテーマは「世界のバーベキュー」です。
今日は5月29日、つまり肉の日です。
残念なことにお天気がイマイチですが、本格的なバーベキューのシーズン到来というところではないでしょうか。
「ただ焼くだけ」とはいえ、下ごしらえから、設備まで、何かと手間がかかるのですが、あの音と香りにはかえられません。
このバーベキュー事情。あの国ではどうなっているのでしょうか。
オーストラリア、メルボルン 小林純子さん
こだわりはなんと言っても一家に一台欠かせないバーベキューの機材。
オーストラリアの習慣では、肉を焼くのは男性の仕事と決まっている。
それは開拓時代、狩りで捕った獲物を料理したのが男性という名残という。
オーストラリアではたいていの公園にはコインを入れると使用可能なバーベキューがあるので、誰もが気軽にできるアウトドアクッキング。
フィンランド、ヘルシンキ、ロミマキコさん
フィンランドはバーベキュー王国です! 森、湖畔、キャンプ場などでのバーベキューが人気。
基本的には、焚き木をするときは土地所有者の許可が必要だけど、公共の場所でバーベキューができるところの許可をわざわざとる必要はありません。
森の中などでもバーベキュー用の設備はたいてい整っていることが多いですが、逆に「そこで焼け」ということであってどこでも焼いていいということではない。
グリルはもちろんのほか、薪などの燃料も揃っていることが多いけれど、これは、勝手に森から木を切ってきたりしないようにという配慮から。