2009/5/29

魅せるミラクル・ショットは石川遼選手。プロはこうでなくちゃ。

茨城の大洗ゴルフクラブで行われている三菱ダイヤモンドカップ初日。
石川遼選手は3番ミドル407ヤードでの、イーグル奪取を含む70で回り、首位に4打差の15位と好発進です。スーパーなイーグルはティーショットを、松の木が立ち並ぶ林に打ち込み、横からフェアウエーに出すのも難しい状況。
残り110ヤードから狙った第2打は、枝の中1メートル前後のわずかな空間を抜け、ピン手前20センチにナイス・オン。そのままカップに吸い込まれました。

ひょっとして日本人いじめの競技ルール変更!?

国際水泳連盟は、スイスのローザンヌで説明会を開催し、世界記録の公認は認可した水着を着用した場合に限るなどの、水着規定明らかにしました。

水着については生地の厚みや、浮揚力などを定めた今年末までの現行規定に、素材の浸透性能の制限を加えます。これは入江陵介選手の世界記録が、認可されない根拠を明らかにするためと思われます。

また国際スキー連盟はバンクーバー五輪後の2010〜11年シーズンから、ジャンプ競技に使用できるスキーの長さを現行より短く制限することを発表。
同時に長さに対して肥満度指数(BMI)の数値を上げる方針で、背が低く、体重が軽い選手には特に不利になる決定と言えます。

杉山愛、テニスの全仏オープンで3回戦進出!

パリ、ブローニュの森に隣接するローラン・ギャロスで行われている全仏オープンは、きのう5日めが行われました。女子ダブルス2回戦で第7シードの杉山愛とダニエラ・ハンチュコバ組がベスト16入りを果たしました。
男子シングルス2回戦ではロジャー・フェデラーとフアンマルティン・デルポトロらとともに3回戦進出。女子シングルス2回戦ではウィリアムズ姉妹やヤンコビッチ、クズネツォワが順当に勝ち進んでいます。

すべての道はローマに通ず!

3週間かけて、イタリア全土を自転車で1周するレース、ジロ・デ・イタリア。
1909年にスタートして今年が記念すべき100年目の92回大会。今週末にはローマでのゴールが控えて、自転車フリークの熱狂はピークを迎えます。
ヨーロッパで行われる自転車競技の中でも、険しい山を駆け登るのが特徴で、総合タイム優勝者にはピンク色のジャージ「マリア・ローザ」が贈られます。
出場選手も100年にふさわしい強豪揃い。マリア・ローザを着たことがあるチャンピオンは5人。2000年のガルゼッリ、2001・2003年のシモーニ、2004年のクネゴ、2006年のバッソ、2007年ディルーカが出場。
スペインのレース2勝のメンショフと昨年のツール・ド・フランス覇者のサストレも出場という豪華メンバーですが、何よりも引退から今季復活を果たしたツール7連覇の大チャンピオン、ランス・アームストロングが鎖骨骨折の手術というトラブルを乗り越えてのジロ初参戦というのが注目の的です!

未明に第18ステージが終了し、現在総合1位はロシアのデニス・メンショフ。
そして26秒差でダニロ・ディルーカが追いかけるという展開です。
ランス・アームストロングは徐々に調子をあげつつも、やはり山岳コースでタイムを詰め切れず約12分遅れの12位ですが、大健闘じゃないでしょうか。
日本時間日曜日深夜の最終ステージはローマ市内の観光名所をかけめぐる
14.4kmのタイムトライアル。そのレースはまさにローマの休日。
ベスパに乗ったオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの背景と同じようなものとなることでしょう。