2009/6/5 NPO法人 アースウォッチ・ジャパン

アースウォッチは1971年にアメリカ・ボストンで創設された国際NGOです。
世界各地で野生動物や生態系など、生物多様性の保全を進める科学者を支援しています。
私たち一般市民がボランティアとして世界各地で行われている保全研究の野外調査を手伝える仕組みを持ち、市民参加による科学的な調査の推進に取り組んでいます。

環境保全の分野の研究では、フィールドでのデータ収集が欠かせません。
一方で、野外での広大な調査地で膨大なデータを集める作業は大変労力と時間がかかります。
それを市民の力で支えるため、アースウォッチの活動は始まりました。

アースウォッチ・ジャパンは1993年に日本支部として活動を開始し、2003年からはNPO法人として活動を推進しています。
日本からも、北極圏の永久凍土の調査から、カリブ海のイルカやサンゴの調査、アフリカのゾウの調査など、世界の調査に多くの人が参加しています。

また、アースウォッチ・ジャパンでは日本国内の研究者の支援も行っています。
国内の調査ボランティアも随時募集しています。フィールドワークはどれも楽しいものばかり。
例えば「温暖化と沿岸生態系」「富士山周辺の絶滅危惧チョウ類」「多摩川・鶴見川の淡水ガメ」「白神山地のニホンザル」「南伊豆のフクロウ」「清里のヤマネ」「沖縄のサンゴ礁」「日光国立公園のニホンジカ」「東京湾のアマモ」など、テーマも様々。
アースウォッチを通じて、自分が興味のあるものに直接参加し、調査に協力することができます。
参加方法やそれぞれの調査プロジェクトについて詳しくは、ホームページをご覧下さい。

» NPO法人 アースウォッチ・ジャパン

また、アースウォッチでは毎月1回、東京・有楽町で海外・国内の調査の参加者によるミニトークも行っています。環境ボランティアを始めたい、という方にもおすすめします。
月刊のメールマガジンも発行しています。こちらも詳しい情報をホームページで掲載しています。