2009/7/10

世界記録ラッシュの男子背泳ぎ、ついに51秒台

アメリカのインディアナボリスで昨日行われた競泳の全米選手権男子100メートル背泳ぎで、オリンピックで3大会連続メダル獲得のベテラン、アーロン・ピアソルが51秒94の世界新記録を出しました。 スペインのウィルデブール選手の52秒38の記録は約1週間で、まさに水の泡と消えました。 ユニバシアードをステップに、26日ローマで行われる世界選手権で激突する日本のエース、入江陵介がどこまで調子をあげてくるのでしょうか。

ミシェル・クワンが復帰。バンクーバー五輪に出場があるかも?

7月7日に29歳になったばかりのフィギュアスケートの元世界女王、アメリカのミシェル・クワンが、8月中旬にソウルで開かれるアイスショーで、現世界女王の金妍児と共演すると報じられました。 世界選手権で5度優勝。 それでも五輪では金メダルがなく、前回のトリノでは代表に選ばれながら、右脚の付け根の故障で出場を断念という不運に見舞われました。クワンが「金妍児の母国で一緒に滑ることは楽しみ」と話し、金妍児は「幼いころからあこがれのアイドルと同じ舞台に立つことは光栄」とコメントしています。

石川遼プロがいち早くスコットランドで練習ラウンド

  来週16日からはじまるゴルフの故郷で行われる「The Open」。 今年は、スコットランド南部のターンベリーの、エイルサコースで行われますが、石川遼選手が初の練習ラウンドで本物のリンクスに触れました。 「ゴルフの原点に来てできるなんて、これ以上の幸せはない」と語りました。 明日はゴルフ発祥の地、セント・アンドリュースのオールドコースを回ります。

いよいよマイヨジョーヌに向けてスタートです!

  別府史之選手と新城幸也選手の2人の日本人が出場している、世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス。 すでに先週の4日にモナコでスタートが切られ、イタリア、スペイン、スイスを含めた全5カ国をまわります。約3500キロを経て、パリのシャンゼリゼがゴール。 別府選手は自転車部品のトップメーカーの「シマノ」がオランダの小型電動工具メーカー「スキル」社と編成したレーシングチーム「スキル・シマノ」のメンバーで、新城選手はフランスのネット系通信会社Bboxブイグテレコムに今シーズンから参加しました。

日本時間の昨夜は第6ステージ。 スペインを駆け抜け、バルセロナにゴールする181.5km。 中間地点あたりで雨が降り始め、クラッシュによって落車する選手が続出しますが、一時期はメイン集団にいた新城がラスト9kmで無念の落車。
大事には至らずすぐにリスタートしますが、前日に好アシストで1位区間優勝を果たしたチームのエース、ヴォクレールとともに6分55秒遅れでゴールです。

ここまでの816kmでの個人総合トップは、スイスのファビアン・カンチェラーラ。
タイム差なしでの2位が、4年ぶりの参加というアメリカのランス・アームストロング。新城は149位、別府は173位です。
アームストロングは自らが克服した「がんの苦しみに対する世界の人々への意識を高める」ために引退を撤回。
復帰後の3月のスペインのレースでは落車して鎖骨を骨折しましたが、大一番のツール・ド・フランスは、アスタナのチームプレーに支えられ、手堅いレースぶり。
8度目の総合優勝を目指します。