男女を問わずファッション雑誌の定番企画に、街行く人のファッションのスナップショットがあります。
媒体によっては、撮影の日時をあらかじめ告知して、おしゃれに自信のある人たちを集めることもあれば、街中で声をかけて撮影するゲリラ作戦も。
「夏の流行リアル♥盛りアゲSNAP!!」と題した『S Cawaii!』8月号から見てみましょう。
パート1ではSモデルの私服スナップを、パート2では一般読者の流行を追ったスナップを、パート3では土屋アンナさん、益若つばささんら、ギャルに人気のおしゃれ有名人が、この夏購入のアイテムを撮影。 どうやら、『S Cawaii!』的な、この夏の大ヒットアイテムは、くるぶしが隠れる程度の超ロングなマキシ丈ワンピースのようですね。
スナップの数で勝負しているのは、『GISELe』8月号。 その名も「真夏のSNAPウルトラ1000」。
ロンドン、パリ、NY、LAの4都市でも撮影を敢行したワールドワイドシリーズ。
面白いのは、日本と海外のファッションの違い。
ハリウッドセレブの影響からか、流行の大筋は同じですが、どこかが微妙に違う。
体型なのか、色使いなのか、小物使いなのか? この差を見比べてみるのも楽しいかもしれません。
一方、同じスナップでも他誌と一線を画した独自路線を邁進しているのは『CanCam』8月号。
「夏のおしゃれ対決天王山! SNAP×SNAP 開票速報」と題し、東京、大阪、名古屋でスナップ対決を行っています。
トレンド解散総選挙と銘打ち、総計135人のガールズを、イイ女シャツ党、名古屋巻き髪党、さりげにサファリ党といった流行ファッションキーワード
ごとに、24の党に分類。 各党が最大支持率ゲットを目指すという体になっています。
開票速報となってはいるものの、投票結果が発表されるわけではない、など突っ込みどころは置いておくとして。
麻生総理が悩んでいる間に、『CanCam』では解散総選挙が行われているという現実。
それがたとえ、おしゃれ総選挙だとしても、国政より一歩先んじているところに注目です。