2009/8/14

  • 『クロワッサン』763号

    「女は40歳から! 人生が面白くなる」 ジェーン・バーキンが登場する表紙の写真が秀逸。 エルメスのバッグ、バーキンに、傘からストールからいろんなものをぎゅうぎゅうに詰め込み、道路にポンッ。 その横には、彼女の愛犬ブルドッグの「ドラ」が。そんな名前なんですね。
  • 『ELLE Girl』8月号

    「入隊! GIRL'S ブートキャンプ!」 『ハリー・ポッター』のハーマイオニー役でおなじみのエマ・トンプソンが表紙。 ダイエットからビューティケアまでをカバーした短期集中プログラムを紹介。 注目は、なりたいセレブのパーツを集めて憧れの顔を作ってしまうページ。 眉はヒラリー・ダフ、目はジェシカ・アルバ、鼻はブレイク・ライブリーといったパーツがエル・ガール的にはお気に入りのようです。
  • 『月刊 星ナビ』9月号

    「7.22 地球を駆け抜ける月の影」 日本では46年ぶりとなる皆既日食に沸いた、去る7月22日。 天文雑誌である『月刊 星ナビ』では、日本をはじめ、中国、インドなどでの模様を紹介しています。
  • 『料理王国』9月号

    「牛、豚、羊、自分流。」 元グラディスカのシェフで、今月末に奈良で新店をオープンさせる堀江純一郎さん、ル・コックの比留間光広さんら、肉の扱いに定評のあるシェフたちが、自分流の肉の調理法を紹介。 真摯に肉と向き合う姿に、肉好きとしては熱い思いがたぎります。


近頃、鉄道好きの男性の鉄男だけでなく、女性の鉄子が急増中とか。
そんな時流を受けて、鉄子を意識した特集がちらほら。

まずは『一個人』9月号から。
「豪華寝台列車とSL列車を徹底乗り尽くし」では、ブルートレイン富士・はやぶさのラストランを紹介。 お笑い芸人の中川礼二さんがトワイライトエクスプレスを完全チェックしたりと、男性向けなのですが…、
探してみると、直木賞作家の角田光代さんが、北斗星で一人旅へ。
最上級の1人用個室「ロイヤル」に宿泊し、食堂車でフランス料理をいただく。
芸能界を代表する鉄男である中川礼二さんのはしゃぎ方とは対照的な、角田さんの落ちつきっぷり。この対比もなかなか面白い。

旅をテーマにした女性誌『旅』9月号のでも、鉄道は取り上げられています。
「ヨーロッパ鉄道旅行に出かけよう」と題したこちら、昨年世界遺産に登録されたスイスのアルブラ線とベルニナ線を旅するスイス編と、沿線のアートスポットをめぐるオランダ、ベルギー編の2本だて。鉄道旅行が一般的なヨーロッパだけに、車内や駅舎はもちろん、鉄道のある風景からも、長い歴史と伝統が感じられます。

「今すぐ乗りたい 絶景ローカル線の旅」という特集を組んだのは、40代〜50代の女性がターゲットの『エクラ』。鉄子とは無縁と思われていたファッション雑誌、それもサブタイトルが「あなたの“鉄子”ゴコロを呼び覚ます!」だから、驚きです。
取り上げられているのは、静岡の大井川鐵道に、北海道の釧網本線、九州の肥薩線など。 どちらかというと初心者向けのラインナップながら、ハイライフ女性誌として人気の『エクラ』にとっては、大冒険でしょうね。

今度は表紙キャラクターをつとめる黒田知永子さんが、ローカル鉄道をめぐる、というのはいかがでしょうか?
主婦層に大人気の黒田さんだけに、そのパワーで廃線の危機に瀕するローカル鉄道を救うなんてこともあり!? なんじゃないかと。