今週のテーマは「世界のプール」です。
今日は「国民皆泳の日」。
つまり海に囲まれた日本の国民は、みんな泳げるようになりましょう。
という趣旨の日なのです。
ようやく夏らしい陽気になりました。
この時期だからこそ、いやいやたとえ真冬でも、スイミングに対する情熱というのは、日本人は世界でも有数かもしれません。
それではあの国はどうなっているのでしょうか。
今朝も2つの国にコネクトです。
オーストラリア メルボルン 小林純子さん
オーストラリアでは、日本と同様に公共のプール施設が充実している。
メルボルンでも、F1で有名なアルバート・パーク内にある水上スポーツ・センターの50mプールも一般の人が使える人気の高いプール。
このような公共プールは、殆どどこの町の自治体も所有・管理していて、料金も大人が5ドル程度(400円くらい)、子供は3ドル程度と良心的。
学校のプールなどは、一部のお金持ちの私立学校以外、多くの学校はプールの施設がないけれど、このような公共プールを利用して水泳の授業がカリキュラムのなかに取り入れられている。
学校での水泳授業は、未来の水泳選手を育成するのが目的ではなく、泳げない生徒を無くすことで水の事故を無くすという考えに基づいて行われているよう。
中国 天津 河野篤憲さん
市民プールといった公共のブールはあるにはあるが、藻が浮いていたり、手入れがされていないので、公共のプールで泳ぐということはあまりない。
ホテルなどのプールは外国人向けで一般の人が入れないようになっている。
中国が得意な飛び込みなど、それに特化したプールがあり、競泳選手になるような人材はそのような特化型プールで訓練することになる。