高校野球がいよいよベスト8の戦いへ
第91回全国高校野球選手権大会はきのう、3回戦の残り4試合が終了。
4点差を追いつき今大会4試合目の延長戦を制した大分の明豊。
15得点の猛打で、春夏連続進出の、愛知の中京大中京。「怪物」の異名を持つ菊池投手が投げ勝った、センバツ準優勝の岩手の花巻東。
そして28年ぶりの宮崎の都城商が8強となりました。
帝京高校は明日の第一試合で岐阜商業と対戦します。
復権に賭ける女子バレーがホームに戻って苦戦
女子バレーボールのワールドグランプリの決勝ラウンド第2日は、きのう東京体育館で行われました。
世界ランク6位の日本が、8位のロシアに敗れて、水曜日の対ドイツ戦に続いての2連敗となりました。
サーブレシーブが乱れ、今年から全日本入りした26歳の山口舞を投入したものの逆転とはいかず。
今日はドイツに競り勝ったオランダと、あさっては中国と、そして最終日の日曜日は世界ランク1位のブラジルと対戦です。
普段は遊泳禁止のお台場で水しぶき
「東京マラソンスイミング」がきのう、港区のお台場海浜公園沿岸で開催。
2016年夏季五輪でのオープンウォータースイミング競技会場の予定地です。
トライアスロンの日本選手権は毎年開催されていますが、事情を知らないライバル都市から「東京湾は汚くて泳げないのでは」との声が上がったことで、日本水泳連盟などが2週間前に急遽決定。
高校、大学生ら69人が1500mを泳いで、水質を世界にアピールしました。 柴田亜衣さんは「普通の海。
思ったよりきれいだった」とコメント。
ウサイン・ボルトが200mでも世界新記録で2冠達成、そして
19秒19の世界新記録で優勝したジャマイカのウサイン・ボルト選手。
大会のマスコットと「ライトニング」ポーズをし「世界新記録に満足している。
厳しい練習をしてきたかいがあった」と喜びを口にしました。
一方派手に記録を更新したもうひとつがおとといの女子800メートルの決勝。
優勝したセメンヤ選手の“性別疑惑”に各国のメディアが騒然としています。自己の記録を1秒27短縮する今シーズン世界最高は1分55秒45。
2位のジェプコスゲイに何と2秒45差という大差をつけましたが、競技終了後は無言。
会見も拒否して競技場を立ち去りました。
性別疑惑の発端は先月末のアフリカ・ジュニア選手権。昨季まで2分台のセメンヤ選手がいきなり1分56秒72をマークして優勝。
国際陸連ではこの時点で南アフリカ陸連に対して性染色体検査を指示。
現在、婦人科、ホルモンの内分泌学、心理学の専門家が分析中で、数週間後に結果が出るとしています。
国際陸連の広報担当者は「これは医学的問題で不正とはいえない。 慎重に取り扱う必要がある」と語っています。
性染色体が(XX)の女性でも(XY)の男性でもない非典型例というのがあり、過去の女性選手でいったん男性と判断され、その後に非典型例として再び女性と診断されたという例もあります。
アフリカ陸連マレポポ専務理事は「彼女は絶対に女性だ。疑いがあるなら、エントリーしていない。 非常に心外だ」とこの疑惑報道に抗議。
選手の間でも「もし検査結果で女性と判定されたらかわいそう」という声が広がっています。